万世橋交番の貯金箱(江戸東京たてもの園)
東京・神田にあった万世橋交番をモチーフにした陶製貯金箱が復刻販売されている。手のひらサイズでコロンとした形だ。
季節の変わり目で、体調を崩しやすいこのごろ。江戸時代も、子どもの流行病予防と治癒への強い願いがあった。厄よけの赤い顔料で刷られた「赤絵」や玩具などを子どもの枕元に置いたという。
江戸以降の資料を展示する同館では、所蔵する歌川国芳の赤絵をもとにした練り人形「赤絵みみずく人形」(大・高さ約10センチ2075円、小・約3センチ463円)を販売中。鮮やかな色で元気になりそうだ。
◆東京都墨田区横網1の4の1(TEL03・3626・9974)。午前9時半~午後5時半((土)は7時半まで。入館は30分前まで)。(月)休み。