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気になる一品

「青竹ペン」(大分県立美術館)

ごみになる枝を生かし 1本ずつ違う表情

約16.5センチ。青竹ペン(手前2本)と、炭化竹枝ペン

 全国有数の真竹の産地で竹工芸が盛んな大分県。地元のアーティスト、川島茂雄さんが手がける「青竹ペン」(705円)は、大分らしく、かつアートを感じさせる一品だ。

 開館に合わせたミュージアムグッズの公募で選ばれた商品。美術館のために、独自の方法で炭化させた「炭化竹枝ペン」(806円)も新たに作られた。販売員の平松尚子さんは、「自然の枝の一本一本違う表情を楽しんで」。元々は竹林整備で廃棄物になる竹の枝を活用するために考えられたもので、竹林美化にも一役買っている。

 

◆大分市寿町2の1(☎097・533・4500)。午前10時~午後7時(金・土は8時まで、入館は30分前まで)。原則無休。
大分県立美術館ミュージアムショップ:https://portoporta.base.shop/

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は2月4日紙面掲載時のものです。商品は売り切れる場合もあるので改めてご確認ください)

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