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気になる一品

アダンの実のバッグ(東京都美術館)

横50×縦42センチ(持ち手含まず)。絞り加工は手作業。ポリエステル製

 50歳で奄美大島へ移り住み、亡くなるまで南国の自然を描き続けた孤高の日本画家・田中一村(1908~77)。

 東京都美術館では12月1日まで「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」を開催中だ。グッズショップで目を引くのが、パイナップルのような見た目の「アダン絞りバッグ」(3850円)。一村の代表作に描かれた植物、アダンの実を絞り加工で表現した。

 「バッグは伸縮性があり2リットルのペットボトルも入ります」とグッズ担当者。シワを気にせず丸められ、エコバッグとして持ち歩くのにも向いているとか。

 

◆東京都台東区上野公園8の36。[前]9時半~[後]5時半([金]は8時まで。入室は30分前まで)。一般2千円。[月]休み。ハローダイヤル050・5541・8600。

東京都美術館
https://www.tobikan.jp/

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は11月12日紙面掲載時のものです。商品は売り切れる場合もあるので改めてご確認ください)

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