読んでたのしい、当たってうれしい。
新規会員登録
ログイン
現在
62
プレゼント
14
食
1
飲料
6
旅行・宿泊
22
グッズ
4
電化製品
5
美容コスメ
4
本・CD・DVD
6
エンタメ・展覧会
0
その他
ホーム
コラム
美博ノート
真珠貝玉箱
三重県総合博物館「パール 海の宝石、神秘の輝き」
16世紀 高さ15.5×縦15.8×横7.5センチ
徳川美術館蔵
金銀と真珠が織りなす細工に、天下人も魅了されたのだろう。本作は東南アジアで制作され、貿易により徳川家康が入手したと考えられる小箱。3代将軍家光の長女・千代姫の手に渡り、婚姻により尾張徳川家に伝来した。
全体を覆うのは、金銀の細い線を透かし彫りのように組み合わせた
葡萄(ぶどう)
唐草文。金の台座には天然真珠141粒が取り付けられ、さらに爪の先ほどの金細工の動物があしらわれている。
天然真珠は、生きた貝の中に混入した異物を真珠層が包み込み、長い年月をかけて生成される「偶然の産物」。数千個の貝から1個採取できるかというほど希少といい、世界では古代から高貴な人々が宝飾品として愛用してきた。
「美しい形をした真珠はさらに貴重だった。作り込まれた細工はもちろん、天然真珠が多く用いられていることにも驚きます」と、三重県総合博物館学芸員の甲斐由香里さんは説明する。
(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
美博ノートの新着記事
鰊鉢
ニシンの山椒漬けの保存用に。会津の「用の美」を体現した一品。
抱瓶
三日月形の携帯できる酒器。沖縄の風土で練られた手仕事の美。
エッグベーカー
柳宗悦がほれ込んだ、つややかで温かみのある黄色の釉。
静物
空間に溶け込む、きらめく静物画へ。
「美博ノート」の記事一覧へ
新着コラム
私のイチオシコレクション
国立国際美術館
既製品の中にある織物の歴史や先人の営みを参照し、吟味し、手を加えることで、誰も見たことのないような作品が生まれています。
建モノがたり
掛川市役所本庁舎(静岡県掛川市)
真に市民に開かれた庁舎とは?そんな問いかけに答えた建築です
気になる一品
「博多人形 マスターロード」(福岡市美術館)
「勘当の鬼」など収蔵品をモチーフに。好きな画材で自由に絵付けできる素焼きの博多人形。
グッとグルメ
野々村友紀子さん
洋食スエヒロ A定食 ハンバーグ&エビフライ
放送作家の野々村友紀子さん。寡黙な父親と食べた思い出の味です。
新着コラム一覧へ
「カナフキンの旅するほしいも」誕生
★ 「肉の総菜がたっぷり入った福袋」お得なセット!
マイページ
新規会員登録
Tweets by Mullionpresent