菜館wong(ウォン)「広東風ネギ汁そば」 鶏ガラのスープで、さっぱりしているけど濃厚。もちもちの細麺との相性が抜群です。そして、ネギがしゃきしゃきしていて絶妙なんです。
東京・国分寺で生まれ育ちました。純烈のリーダー(酒井一圭)が府中店に通っていて、「国分寺にもできたらしいよ」と薦めてくれて。紅白歌合戦に初出場する前だったので、10年近く前のことです。
辛い料理は得意で、「みそらーめん」や定番の「紅」ではなく、最初から激辛の「鬼紅」。辛さレベルを10段階で例えるとすると、僕的に4、5くらいですね。
みそベースのスープには、トッピングのバラ肉の脂が溶け出し、辛さのなかにマイルドなうまみを感じられます。平打ち麺のような太めの麺は歯ごたえもあり、食べ応え抜群です。
今は離れて暮らしていますが、通い始めた当初は、まだ国分寺で暮らしていました。仕事で疲れたとき、「なんか、しんどいな」と感じたとき、よく立ち寄りましたね。食べると元気になれる気がしたんです。
30歳を超え、食事のカロリーを気にするようになってからは、「ぜいたくな一杯」に変わりました。食べるときは際限なく、「野菜ドカ盛」「バラ肉増し」でガッツリといただきます。
カウンター席で一人黙々と麺をすすり、「食った食った!」と、おなかをポンッとたたきながらお店を後にする。ちょっとした達成感と、満足感を味わえる瞬間です。
(聞き手・田中沙織)
◆国分寺店 東京都国分寺市本町2の2の15(問い合わせは042・349・6690)。
1050円(税込み)。
午前11時~午後10時。(月)((祝)の場合は翌(火))休み。
府中店、武蔵新城店のほか、自動販売機でも販売。通販あり。
ごがみ・しょうた
1986年生まれ、東京都国分寺市出身。2007年に結成したムード歌謡グループ「純烈」のメンバー。
2018年にNHKの紅白歌合戦に初出場。
東京・明治座で3度目の座長公演「明治座新春純烈公演」(1月7~28日)を上演予定。チケット発売中。