「元祖ニュータンタンメン本舗」のタンタンメン 大辛 純烈を結成する前、俳優として活動していた頃によく通ったお店です。
「黒豆の納豆がある」。ホテルの朝食バイキングで見つけた瞬間、その珍しさに魅せられました。1日1パックは食べるほどに納豆好きなんです。小粒の黒豆と甘みのあるタレ、豆の量に対して少し多めのわさび、どれか一つが悪目立ちすることなく完璧にマッチングしていて、味のバランスが良かったんです。それからは、家の冷蔵庫に必ず4カップは常備しています。
定番の食べ方は、納豆ご飯。泡っぽくならない程度に軽くかき混ぜ、お茶わんに盛った白米の上に一気にのせます。わさびも残さず全て入れるので、ツーンとした辛みも味わいます。
スーパーにはいろんな種類の納豆が並んでいますが、これは売り切れていることが多いんです。一つでも購入できたりまとめ買いできたりしたときには、心の中でガッツポーズ。
「人生最後に食べたいものは?」と聞かれたら、「納豆ご飯」と答えるかもしれません。子どもの頃から朝夕必ず食卓には納豆がありました。女手ひとつで育ててくれた母が仕事で遅いとき、私はご飯を炊いて帰りを待つ。他におかずがなくても、納豆とご飯があれば十分ぜいたくでした。これはお酒にもよく合います。一緒に暮らす母と晩酌のおつまみとして、のりにのせていただいています。
(聞き手・田中沙織)
◆全国のスーパーなどで販売。30g2カップ入り。
オープン価格。
製品に関する問い合わせはあづま食品お客様相談室(問い合わせは0120・002118、(日)(祝)年末年始を除く午前9時~午後5時)。
あづま食品 公式サイト
https://www.adumas.co.jp/familyproduct/product_0015/
いちかわ・ゆきの 演歌歌手。
1976年生まれ、さいたま市出身。
モダンで洗練されつつも味わい深い世界観の新曲「ノクターン」(カップリング曲は「夢じゃさみしい夜もある」)を発売中。