読んでたのしい、当たってうれしい。

美博ノート

  • 「海を見る」 カルは新聞記事で、海に囲まれたイスタンブールに暮らしていながら、海を見たことがない人々がいることを知る。

    2015/11/04 更新


  • 「最後に見たもの」 2010年、訪れたイスタンブールが盲目の街と呼ばれていたことを故事から知ったカルは、24年ぶりに目の不自由な人をテーマにした作品に取りかかった。

    2015/10/28 更新


  • 「盲目の人々」 フランスの女性現代美術家ソフィ・カルが25年にわたって「見ることとは何か」を追究した三つの作品群が、リニューアルされた美術館の空間に合わせて展示されている。

    2015/10/21 更新


  • 明珍「蛇」 江戸時代に明珍派と呼ばれる甲冑(かっちゅう)師たちが生み出した「自在」。鉄の打ち出しや鋲(びょう)留めの技術を駆使し、竜や魚、伊勢エビなどを写実的に形づくった。

    2015/10/14 更新


  • 安藤緑山(ろくざん)「竹の子、梅」 本物のタケノコと梅にしか見えないが、実は象牙の彫刻。

    2015/10/07 更新


  • 濤川惣助(なみかわそうすけ)「藤図花瓶」 本展では、京都・清水三年坂美術館館長の村田理如(まさゆき)さんの収集品から、七宝や金工、漆工など9分野にわたる約160点が一堂にお目見えする。

    2015/09/30 更新


  • 東洲斎写楽「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」 錦絵が世間に広まったころ、個性的な絵師が現れた。東洲斎写楽は、それまで役者絵の題材は主役級ばかりだったのを脇役も含めて描いた。

    2015/09/16 更新


  • 鈴木春信「やつし芦葉達磨(ろようだるま)」 江戸時代の中ごろ、趣味人の間での意匠を凝らした絵暦の交換会をきっかけに、多色刷木版画(錦絵)が誕生する。鈴木春信はその立役者の一人。

    2015/09/09 更新


  • 葛飾北斎「富嶽三十六景 凱風快晴」 今から250年前、多色刷りの浮世絵版画は誕生した。本展では米フィラデルフィア美術館のコレクションから150点を厳選し、時代ごとに展示して歩みをたどる。

    2015/09/02 更新


  • 今村文「温かい家」 根っこまで乾かした、押し花のような風合い。本作は、若手現代美術家の今村文(ふみ)さんが描いた花の絵。

    2015/08/26 更新