
-
三代歌川豊国「伊勢の海士長鮑制ノ図(あまのしをせいすのず)」
伊勢志摩が舞台とされる本作。画面左半分で海女たちが作っているのは「熨斗(のし)アワビ」だ。
2016/04/05 更新
-
月岡芳年「今様げんじ 江之島児(ちご)ケ渕」
海とともに生きる人々の営みや歴史を伝える「海の博物館」。海女を題材にした浮世絵の実物や復刻版、パネル約45点を展示し、海女の習俗や伝承などを紹介する特別展が開催中だ。
2016/03/30 更新
-
「守山 達磨大師」
展示している揃物(そろいもの)71枚の中で、最も分かりやすい国芳の駄じゃれが描写されているのが本作。
2016/03/23 更新
-
「下諏訪 八重垣姫」
武田信玄と上杉謙信の確執に、諏訪湖の白狐伝説などを絡めた時代物で歌舞伎の演目にもなった「本朝廿四孝(にじゅうしこう)」が題材。
2016/03/16 更新
-
「今須 曽我兄弟」
幕末に活躍した浮世絵師・歌川国芳(1797~1861)が、木曽街道(中山道)をテーマに描いた71枚の揃物(そろいもの)を紹介している本展。
2016/03/09 更新
-
「書籍の題字」
文字の決まり事を嫌い、水墨が生み出す「線」の美しさのみで勝負をしようと、書家から抽象画家へと歩んでいった篠田桃紅。
2016/03/02 更新
-
「Crystal Line」
書から抽象画へ自身の表現の場を見いだした篠田桃紅は、1956年、単身渡米を果たす。既成概念やタブーを打ち破る自由なニューヨークの空気は、桃紅の表現を解放していった。
2016/02/24 更新
-
「幽微」
にじみ、かすれ、重なり合う濃淡――。墨の線の美しさを追い求め続ける水墨の抽象画家、篠田桃紅。来月、103歳を迎える。
2016/02/17 更新
-
「思い出の布」
親しかった女優の杉村春子から贈られた着物の端切れを使い、屏風(びょうぶ)に仕立てた作品。
2016/02/10 更新
-
「さしみを取ったあとのかれい」
枯れた花、脚が一本もげたカニ、野菜の断面。宮脇は、身近な全てのものに美を感じ、いきいきと表現していった。
2016/02/03 更新