読んでたのしい、当たってうれしい。

美博ノート

  • 「瀬戸本業敷瓦」 古代エジプトで、ナイル川氾濫(はんらん)後の復旧のための土地測量から発達したという幾何学。その知識を基にした幾何学模様は、タイルの柄としてイスラム圏からヨーロッパ、そして日本へと長い旅をする。

    2016/06/21 更新


  • 「多彩象嵌(ぞうがん)タイル」 イスラム圏で装飾タイルに多用された幾何学模様は、やがて産業革命後のイギリスで新たなデザインに発展する。

    2016/06/14 更新


  • 「モザイクタイル」 リズミカルな図形の反復に、無限の美が広がる。幾何学模様がタイルに使われ始めたのは、11世紀の中東地域。

    2016/06/07 更新


  • 「ナーガの上のブッダ」 安らかな表情で座禅を組むブッダ。両目を開き、両手はへその下でゆったりと重ね合わせる。頭上には七つの頭を持つ蛇王ナーガ。とぐろを巻き、鎌首をもたげて頭を大きく広げる。

    2016/05/31 更新


  • 「ガネーシャ」 南国の優美な神々が並ぶ展示室で、ひときわ異彩を放つ。財産と学問の神、ガネーシャだ。

    2016/05/24 更新


  • 「ブラフマー」 年間約300万人の観光客が訪れるカンボジアの世界遺産、アンコール・ワット。12世紀にこの巨大遺跡を生んだアンコール王朝(9~15世紀)は、ヒンドゥー教と仏教の影響を色濃く受けながら、独自の信仰と文化を発展させた。

    2016/05/17 更新


  • 「黒楽割高台茶碗(くろらくわりこうだいちゃわん)」 茶道具を作る技もまた人から人へ受け継がれてきた。

    2016/05/10 更新


  • 「茶杓(ちゃしゃく) 銘『弱法師(よろぼし)』」 茶人が自ら作ることが主流だった茶杓は、その人柄やこだわりを反映するものが多い。

    2016/04/26 更新


  • 「古瀬戸茶入(ちゃいれ) 銘『伊予簾(すだれ)』」 村田珠光がわび茶を始めた室町時代から、茶道具は茶をたてる道具としてだけでなく、所有者が銘を付けたり、手紙を添えたりして愛(め)でながら受け継いできた。今展では40点の茶道具を展示し、茶人の思いや茶人同士の交流を紹介する。

    2016/04/19 更新


  • 歌川国芳「源氏雲浮世画合(えあわせ) 玉葛(たまかずら)」 人間よりも大きなタコに追われる海女。左手に宝玉を持ち、右手で短刀を振りかざす。

    2016/04/12 更新