-
筑前岩屋駅(福岡県、JR日田彦山線)
「ここの水だとお茶もご飯も、みそ汁の味も違うの」。60代の女性が5リットルの焼酎ボトルに家族5人の1カ月分の水をくんでいく。東を大分県日田市に接し、北側には急な山々が迫る福岡県東峰村。
2013/09/10 更新
-
陸別駅(北海道、ふるさと銀河線りくべつ鉄道)
大阪府の小学6年生、稲葉真央君(12)が列車の扉を閉め、汽笛を鳴らす。親子3代、総勢16人の親族で借り切った車内から歓声が上がる。
2013/09/03 更新
-
田んぼアート駅(青森県、弘南鉄道弘南線)
東北地方の梅雨がようやく明けた今月初旬。「弘前で駅開業のポスターを見て名前にひかれて来ました」と中年の夫婦が電車から降りてきた。
2013/08/27 更新
-
津島ノ宮駅(香川県、JR予讃線)
カーブの途中で列車が大きく傾いて止まった。ホームとの間隔は数十センチ。加えて階段2段分ほどの段差がある。
2013/08/20 更新
-
福島駅(福島県 、JR東北新幹線)
ホームには一年中、甲子園の曲が流れる。古関裕而作曲、全国高校野球選手権大会歌「栄冠は君に輝く」。福島市中心部で生まれ育った作曲家にちなんで、発車メロディーに採用された。
2013/08/06 更新
-
田主丸(たぬしまる)駅
(福岡県、JR久大(きゅうだい)線)
可愛らしい駅舎が登場したのは約20年前。老朽化した古い駅を、竹下政権が全国の市町村に配った「ふるさと創生」1億円を使って建て直すことになった。
2013/07/30 更新
-
小岩井駅(岩手県、JR田沢湖線)
朝7時過ぎ、駅がにわかに活気づく。にぎやかな中高生のグループ、母親に付き添われた小学生――盛岡駅や大釜駅に通学する子らだ。
2013/07/23 更新
-
青海川(おうみがわ)駅(新潟県、JR信越線)
降り立つとふわりと潮の香りがした。ホームのすぐ下に波が迫る。「日本海にいちばん近い」駅だ。
2013/07/16 更新
-
馬道(うまみち)駅(三重県、三岐鉄道北勢線)
高校生でいっぱいの車両はシートの間に1人立つのがやっとの狭さ。長さも11メートルほどの小さな「箱」が連なって動き出すと、乗客はガタゴトと揺さぶられる。
2013/07/09 更新
-
枕崎駅(鹿児島県、JR指宿枕崎線)
本土最南端の終着駅に今年4月、駅舎が完成した。ホームしかなかった駅に旅客が憩える建物が建ったのは実に7年ぶりのこと。
2013/07/02 更新