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納豆をスムージーに?! カナフキンの茨城再発見

 

 納豆はそのままで食べるのはもちろん、肉や魚など他の食材との相性も良く茨城県民のソウルフードとして愛されています。納豆の意外なアレンジや調理法、おすすめの食べ方について、旅する茨城宣伝隊のカナフキンさんが現地を調査してきました。

 

プロフィール

広告会社に勤務し、茨城のPR を担当。2022 年4 月より、茨城と全国をつなげる「カナフキン」として旅を続けている

 

 まず、納豆がどうつくられているのでしょうか。7月10日の「納豆の日」にあわせて、カナフキンさんは茨城県の納豆メーカー「菊水食品」の工場を訪れました。見学に合わせて、菊水食品の菊池啓司社長と茨城の「納豆グルメ」について語り合います。

 

 

◆栄養バランスよいスムージー

 話に熱を帯びたのが「納豆スムージー」です。カナフキンさんは数年前に菊水食品から作り方を教わり、思わずファンになった一品です。納豆、ほうれん草、ヨーグルト、パイナップルをシェイクしてできあがり。「国産大豆の旨さや甘さ、パイナップルの酸味が調和し、納豆独特のくさみは感じません。コクがあって、栄養もばっちりです」

 

 

 納豆に含まれないビタミンAとビタミンCをほうれん草で補うことができるそうです。ただ、おいしく飲むには、良質の豆からつくった納豆に加え、できたての新鮮なスムージーを味わうことが大切。茨城県内でもなかなか巡り合うことが難しいレアなドリンクですが、イベントの際など運がよければ出会うことができるかもしれないそうです。

 

◆しらす、はちみつ……味変が続々

 納豆は塩をかけて食べるのがベスト!というカナフキンさんですが、まわりには「しらす」でアレンジする友人も少なくありません。「しらすの塩分のあんばいが納豆にマッチします。カルシウムもとれるので朝ごはんに好まれています」。

 

 納豆はアレンジひとつでスイーツにもなっています。その一つが、はちみつトッピング。納豆にはちみつをたっぷりかけて味わいます。「はちみつの甘さの中にしっかり大豆の味も感じます。夜にちょっとお腹がすいたときも、これなら夜食の代わりになります。スナック菓子のような罪悪感も抱かずに食べられます」

 

 

 カップ入りのソフトクリームに納豆を添える「納豆ソフト」も、ひそかな人気商品です。納豆とソフトクリームの相性が意外にも良いうえに、しょうゆを少しかけると味が膨らむのも魅力だそうです。東京・銀座の茨城県アンテナショップ「IBARAKI sense」で販売されています。

 

 

◆巷で愛される「納豆グルメ」

 納豆を衣でくるんで揚げた「納豆からあげ」や、納豆をたまごで包んだ「納豆オムレツ」など、茨城県内では納豆グルメが並ぶ居酒屋があるそうです。そのなかでカナフキンさんが最近、注目しているのは「なっとんかつ」。豚肉の間に納豆をはさんで揚げたトンカツです。

 

 

 肉のお供に必ずといっていいほど納豆を添えているというカナフキンさん。「脂っこい肉が納豆で浄化されている気がする」と語っていました。

 

インタビュー構成・佐藤直子

 

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