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『かもめ食堂』『めがね』でその自然体な演技に女性たちから絶大な支持を得てきた小林聡美を主演に迎えた『ツユクサ』より、本編映像<女の友情編>が到着した。
本作は、安倍照雄によるオリジナル脚本を、『愛を乞うひと』『閉鎖病棟-それぞれの朝-』など、さまざまな視点から人生を描いてきた平山秀幸監督が映画化。旧知の仲である平山と安倍が10年以上あたため続けてきた人生賛歌の物語が誕生した。過去を抱えながらも「今」を生きる主人公・五十嵐芙美(いがらし・ふみ)にこれから訪れるだろう幸せや希望を爽やかに映し出した “大人のおとぎ話”だ。
解禁されたのは、タオル工場の同僚で友人の芙美(小林聡美)、直子(平岩紙)、妙子(江口のりこ)の仲良し3人組の、掛け合いが絶妙なランチシーンの本編映像。お昼休憩の時間になり、お弁当を持って工場から出てくる3人が、それぞれ肩や手首、リュウマチなど体の痛む部分を訴え、たわいない会話を交わしながら海岸へと向かう。海岸で海を見ながらお弁当を頬張る3人が、芙美が通っている断酒の会をネタに、芙美が「いるわけないでしょう、いい男なんて」と出会いを否定すると、直子が「ちょっとくらい良いかなっていうのはいるでしょ!ねぇ?」と妙子に話を振り、妙子がすかさず「いるいる!」と答える。そんな二人に芙美が呆れ気味に「あのねぇ、断酒の会だよ。別に男探しに行ってるわけじゃないから」と答えると、直子が「そんなの関係ないよ。断酒の会だろうが、陶芸教室だろうが、きっかけだもん、出会いなんか」と返し、妙子も笑いながら「きっかけ!」と直子に同調する。
■『ツユクサ』<女の友情編>本編映像
平山監督は「小林さんとのバランスもありますが、あの3人の絡む芝居はカットをかけたくないです。延々とやってもらいたい。(笑)ずーっと見ていたかったです」と3人のシーンを大絶賛。小林聡美も「江口さんと平岩さんが素晴らしい俳優さんなので、ただただ楽しかった。他愛もないやりとりが本当に楽しくて、もっと3人のシーンがあったらいいのにって思ったほどです」と、撮影を振り返って楽しかったとコメントしている。
4月29日(金・祝)全国公開!