読んでたのしい、当たってうれしい。

シネマNEWS

禁断のネイチャー・スリラー、ノオミ・ラパス主演『LAMB/ラム』公開決定!

世界が騒然、そして絶賛!

@2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON
@2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON

▼シネマNAVI シネマNEWS一覧
https://www.cinemanavi.com/article_list/

 

 『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』『スイス・アーミー・マン』などを手掛け、クオリティの高い映画製作に定評のあるアメリカの配給会社「A24」が北米配給権を獲得し、数々の国際映画祭受賞歴を持つノオミ・ラパスを主演に迎えた話題の映画『LAMB(原題)』が、『LAMB/ラム』の邦題で今秋、全国公開されることが決定した。

 本作はアイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていく禁断のネイチャー・スリラー。主演・製作を務めるのは『プロメテウス』、『ミレニアム』シリーズで知られ、主演映画『マヤの秘密』が劇場公開中のノオミ・ラパス。監督は、『ニーチェの馬』のタル・ベーラ監督が指揮するフィルムファクトリー出身で、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当、本作が長編デビューとなる北欧の新たな才能ヴァルディミール・ヨハンソン。「映画作家としての異彩を放っている」と絶賛した米「インディ・ワイア」誌を始め、衝撃的な設定の中にもリアリティを持った世界観を構築したことで世界から称賛を浴びた。

 映画ファンから絶大な支持を集める気鋭の制作スタジオ「A24」が、カンヌ国際映画祭での世界初公開に先立ち、北米配給権を獲得したことで話題となった本作。現地でプレミア上映されるやいなや映画祭の観客を騒然とさせ、早くもその衝撃的な設定が日本のSNS上でも話題に。第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門「Prize of Originality」を受賞し、米「ハリウッド・リポーター」誌が「刺激的で独創的」、英「スクリーン・デイリー」誌が「ノオミ・ラパス史上最高の演技」と評するなど批評家からも高い評価を受けた。その後数々の海外映画祭で受賞、ノミネーションされたほか、アカデミー賞国際長編部門アイスランド代表作品に選出、海外の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では86%フレッシュと高い満足度を記録している(2022年4月15日時点)。

『LAMB/ラム』特報

 到着した特報映像はノオミ・ラパス演じる妻マリアの子守唄が終始響き渡り、不穏な空気を漂わせながら、アイスランドの壮大な自然の片隅でひっそりと暮らす羊飼い夫婦の姿を映し出す。産まれるはずのない“何か”をあやす妻とそれを見つめる夫、不安な様子の羊舎の羊たち、そして不気味に羊の瞳がクローズアップされ、暗く霧深い大地を夫婦が駆けていく。マリアが大事そうに見守る“何か”の正体は分からないまま映像は幕を閉じ、想像力を掻き立てる展開となっている。

 「その存在はなぜ産まれてしまったのか?」 世界が絶賛する禁断のネイチャー・スリラーに期待だ。

 今秋、禁断が産まれる。

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は更新時点のものです。資料提供:シネマNAVI )

シネマNEWSの新着記事

新着コラム