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世界でもっとも有名な女性である、英国君主エリザベス2世初の長編ドキュメンタリー映画『エリザベス 女王陛下の微笑み』の公開日が6月17日(金)に決定し、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
今年、生誕95年そして在位70周年となる英国君主エリザベス2世。その類まれなる人生と旅路を、女王への深い愛と畏敬の念をもって、詩的に時にポップに描いた、最高にオシャレな映画が誕生した。監督は、『ノッティングヒルの恋人』(1999)などで知られるロジャー・ミッシェル。 昨年9月急逝したロジャー・ミッシェル監督が新型コロナウィルスによって次回作の撮影機会が奪われてしまったとき、「ドキュメンタリー作品を作ろう」とアイデアの一番手に挙げたのが女王陛下だった。「エリザベス女王はまさにモナ・リザだ。誰もが知っている圧倒的存在。ビートルズよりもはるかに有名で、“お城に住むお伽話の主人公”。でもその存在感にもかかわらず、実態はベールに包まれていて、私たちは彼女を永久に知り尽くすことはできなかった」という監督が描き出すのは、誰も見たことのない“素顔の女王陛下”の魅力。 ほかにもザ・ビートルズ、エルトン・ジョン、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンローらスーパースター、 歴史に残る政治家、錚々たるセレブが華を添える貴重な映像や楽曲が満載で、既視感のある王室ドキュメンタリーとは異なる愛すべき作品を作り上げた。
■『エリザベス 女王陛下の微笑み』予告編
予告編では、25歳の若さで即位した姿とともに、「重いわね」「下を向くと首が折れそうなの」と王冠を前にかたるエリザベス2世のチャーミングな言葉から始まり、英国出身のトム・グレナンの「Royal Highness」に乗せて、その知られざる素顔をテンポよく映し出していく。 「皆様にお分かり頂きたいのです。女王も結構大変だと」というスピーチや、競馬で「ダメよ、負けちゃう!」と言いながら興奮する姿は実にキュートで、「若者にとってアイドルだった」とポール・マッカートニーが語る場面も。
また愛するフィリップ王配との結婚25周年のスピーチで、「今日は「私は」ではなく「夫と私は」とお話します」と語ったエピソードなど、女王として、また一人の女性としての生き方を垣間見ることができる。 またあわせて解禁したポスタービジュアルには微笑むエリザベス2世の姿と「わたくしのすべてをご覧に入れましょう」というコピーが配され、本編へのワクワク感と期待感が高まるに違いない。
先日、エリザベス2世のコロナ罹患のニュースが全世界に配信されたが、現在は無事回復し、3月29日には昨年4月崩御した夫フィリップ王配を偲ぶ礼拝に出席予定。夫を愛し、精力的に公務をこなす姿は昔から変わらず、その貴重な姿を改めて見られるのが本ドキュメンタリー映画の魅力の一つともいえよう。
そして6月2日から4日間にわたりイギリス各地で盛大に行われる、英国君主として初の‟プラチナジュビリー“では、世界中が女王を祝福する。そんなまさに特別な年に日本でも公開されるエリザベス2世初の長編ドキュメンタリー映画『エリザベス 女王陛下の微笑み』とともに在位70周年を祝福しよう!
6月17日(金)、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開!