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MOOSIC LAB[JOINT]2021-2022でお披露⽬され好評を博した、東かほり監督『ほとぼりメルトサウンズ』が2022年夏、新宿Kʼs cinemaほかにて⼀般劇場公開されることが決定。合わせて、ポスタービジュアルが解禁された。
ポスタービジュアルは、グラフィックデザイナーとしても活動する東かほり監督自らデザインを手がけており、xiangyu演じる主人公・コトと鈴木慶⼀演じる謎の老人・タケの公園でのツーショットとともに、「どうしても、届けたい音がある」というコピー、そしてxiangyu本人が描いた劇中イラストが印象的に散りばめられています。
本作は、水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミがサウンドプロデュースするアーティストxiangyu(シャンユー)を主演に迎え、彼女がある町で出会った人々との交流記録を基にした映像作品。『土曜日ランドリー』『湯沸かしサナ子、29歳』が各地の映画祭へ選出され注目を集めた東かほり監督による長編デビュー作で、ムーンライダーズをはじめとする音楽活動だけでなく近年は積極的な映画出演も果たしている鈴木慶一、『階段の先には踊り場がある』『神田川のふたり』の公開が控える平井亜門、東かほり監督の盟友・宇乃うめの、名バイプレイヤーの坂田聡ら多彩なキャストが顔を揃えている。
また、本作は開催中の第17回大阪アジアン映画祭のインディ・フォーラム部門に選出されており、東かほり監督は新作短編『暮らしの残像』とともに「焦点監督」として小特集されている。
今回の発表にあたり、監督からのコメントも到着した。
■東かほり監督
このご時世で、生きること、死ぬことについて考えることが多くなりました。この映画のテーマの1つになっています。企画を進める上でたくさんの方の家族の話を聞かせてもらうようになりました。それぞれの家のルールがあったり、食べ物の食べ方にも違いがあったりと様々な家庭の想像をする中で、不思議な人が夢に出てくるようになりました。みんな何か意味深なことを言うのです。そういう人達も脚本にいれながら今の自分の感性を映画にできたこと、関わってくださった方々全員に感謝しています。
そして、この映画は生活の音を集めるシーンが出てきます。
音を通じて家族との思い出や、これからの人生を少しでも想像していただけたら嬉しいです。
2022年夏、新宿Kʼs cinemaほかロードショー!