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ジブリがいっぱいCOLLECTIONから『ジブリがいっぱい 監督もいっぱい コレクション』が、12月1日(水)にブルーレイ9枚組55,000円(税込)と、DVD9枚組38,500円(税込)で発売!
望月智充、近藤喜文、森田宏幸、宮崎吾朗(敬称略)ほか、多くの監督たちが手掛け、スタジオジブリを築き上げた名作全10作品を収めた今回のコレクションには、今までディスク収録されることのなかった百瀬義行監督作品『ギブリーズ』を初収録。2002年製作の『ギブリーズepisode2』の原形とも言える、スタジオジブリの実在する方々をモデルに描いた一風変わった作品。
今回のコレクションの発売を記念して、このコレクションが誕生した経緯から、スタジオジブリの社風やアニメーション作りのこだわりについて、『ギブリーズ』に登場する「野中くん」のモデルとされるスタジオジブリの野中晋輔執行役員へ、特別インタビューを実施!
◆アニメーション映画『ギブリーズ』の主人公になった感想は?
キャラクターのモデルは確かに自分ですし、ジブリの実際の雰囲気も、ああいう部分は確かにあるように思いますが、描かれているエピソードは完全にフィクションなので、虚実の境目を漂っているような不思議な感じでした。なお、野中くんは主人公というわけではないのですが、確かに出てくる時間は一番長そうですね。描きやすいのかもしれません。
◆スタジオジブリ作品の中で、一番思い出に残る作品とその理由は?
今回のコレクションの収録作品で言えば、『耳をすませば』です。私が本格的な制作開始から完成・公開まですべて体験した初めての作品で、その頃はスタジオの建物もまだ1棟しかなく、制作現場と同じフロアで仕事をしていたので、色々新鮮でしたし、日々、映画を作っていることを感じていました。結果的に近藤喜文さんの唯一の長編監督作品となってしまいましたが、観ると近藤さんのことを思い出します。
◆直接的に映画制作には関わらない、法務担当としてのやりがいは?今後やってみたい分野は?
映画やアニメーションの製作は著作権が全てのベースになっていて、何をするにも契約が必要であり、ジブリの法務の仕事は制作現場と直接つながっていて、映画制作を支えている実感があります。ジブリの場合は制作現場がすぐ隣にあるので尚更ですね。 今後やってみたい仕事というのは思いつきません。絵が描けないということもありますが、ずっと今まで、法務方面の仕事だけでなく、広報的な仕事もやってきたので、他のことを考える余裕が無い感じです。
◆スタジオジブリに入社以降、一番楽しかったこと、大変だったことは?
具体的なことは思いつかないのですが、そして「楽しい」とは少し違いますが、一番印象深いことは、高畑勲・宮崎駿・鈴木敏夫という人達と直に接して一緒に仕事をすることが出来たことでしょう。そしてそれは、一番大変だったことでもあるような気がします。
ジブリがいっぱいコレクション 「ジブリがいっぱい 監督もいっぱい コレクション」は、ブルーレイ9枚組55,000円(税込)と、DVD9枚組38,500円(税込)で発売!