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千葉県船橋市立船橋高校の吹奏楽部に代々受け継がれている応援曲「市船soul」。楽曲を作った1人の青年の人生を綴った感動の実話の映画化『20歳のソウル』より、13名の追加キャストが解禁、コメントが到着した。
「市船soul」は、「ソウルが流れると点が入る!」「市船のチャンステーマ」など、市船を勝利へ導く神応援曲としてSNS上で話題になった。その名曲誕生の裏側には、癌により20歳という若さで、短い人生の幕を閉じた浅野大義(たいぎ)という青年がいた。本作は、「市船soul」を作曲した一人の青年・浅野大義さんと、市船吹奏楽部の絆が生んだ奇跡を辿った原作「20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」(小学館 刊)及び「20歳のソウル」(幻冬舎文庫)の映画化となる。
主人公・浅野大義(神尾楓珠)の恋人・宮田夏月役に第8回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリ女優・福本莉子の出演が決定。福本が演じるのは、音楽大学に進学した大義と交際をしていた宮田夏月。病と闘う大義を励まし、最後まで傍にいて支えた。福本は、第8回「東宝シンデレラ」グランプリを受賞。
その後、昨年公開された映画『思い、思われ、ふり、ふられ』での演技が話題となり、現在放送中のドラマ「消えた初恋」(テレビ朝日)にも出演し、今最も注目されている若手女優の一人。本作に出演することについて「初めて脚本を読んだ時、大義くんと同じ20歳の自分自身を重ねて涙が止まりませんでした。そして大義くんの言葉や懸命に生きる姿に沢山の勇気を貰いました。」とコメントを寄せている。
また大義の主治医・星野拓朗役には高橋克典、祖父・浅野忠義役に平泉成、吹奏楽部の仲間、秋田豪役に前田航基、田崎洋一役に若林時英、その他塙宣之、石黒賢らの追加出演も発表。高橋克典は9年ぶりの映画出演となる。
浅野大義さんが残した音楽の傍らには、家族、吹奏楽部顧問・高橋健一先生、そして恋人、仲間の存在があった。実際の「市船soul」は、市船吹奏楽部の後輩たちに受け継がれ、今も生き続けている。コロナ禍で思うように青春を過ごせないすべての学生たちへ、そしてかつて青春を過ごしてきた大人たちへ。本作で描かれるのは、今だからこそ届けたい涙と笑顔が溢れる感動の物語となっている。
<宮田夏月 役:福本莉子コメント>
初めて脚本を読んだ時、大義くんと同じ20歳の自分自身を重ねて涙が止まりませんでした。そして大義くんの言葉や懸命に生きる姿に沢山の勇気を貰いました。今も実在している方を演じるのは初めてのことで不安もありましたが、監督指導のもと現場に来てくださったご本人の雰囲気や自分が実際にその場で感じたことを大切に演じさせて頂きました。大義くんが繋いでくれたご縁がこの映画を通してより沢山の人に広がることは、また1つ大義くんが起こした奇跡のように思います。
<秋田豪 役:前田航基コメント>
20歳のソウル!熱い部活生活、熱い友情。1人の男とその生き様に魅せられた沢山の若者たちが紡いだ本当の物語です。本当の友達とは何か、命を燃やして生きるとは何か、大切だけど、つい忙しい日常の中で忘れてしまう事を思い出して頂けると思います。見てくださった皆さんの生きる活力になれたら幸いです。
<田崎洋一 役:若林時英コメント>
この作品のオファーをいただいた時「なにかしらの楽器を演奏してもらいます」とプロデューサーさんから事前に聞いており、僕と体積がほぼかわらないユーフォニウムの担当になった時、トランペット担当の前田航基君を羨ましく思ったのは内緒です。
管楽器を演奏したことがなかったので、撮影前から楽器練習の時間を作ってもらい、猛練習して撮影に挑ませていただきました。この作品を通して「市船soul」が皆さんにとどきますよう願っております。
<ユッコ 役:佐藤美咲コメント>
今回、母校の映画に出演させて頂く事となり、とても嬉しいです。初めて演技をさせて頂いたのですが、秋山監督や脚本の中井さんを始め、キャストの皆様、スタッフの方々、高橋先生、市船吹奏楽部の皆さんのお陰で最後までやり切ることができました。人間は皆、人生の終わりがあるように、何事にも終わりがあります。だからこそ辛くても頑張れたり、今を楽しむことができると思います。この映画を見て今をどう生ききるのか考えるきっかけになればと思います。
<ミナ 役:宮部のぞみコメント>
この作品が初めての映画出演になるのですが、監督からは「演技しなくていい、自然な感じで」と言っていた
だきました。最初は戸惑いましたが、お話していくうちに緊張を解いてくださいました。撮影前に市船高校吹奏楽部のみなさんと一緒に、練習に参加させていただいたのですが、部員の高い意識と絆を感じとても感動しました。私は小中学校で吹奏楽部に所属していたのですが、あまりのレベルの違いに驚きました。映画を観ていただき、ひとりでも多くの人の心にこの作品の想いが届いたら嬉しいです。
<滝沢 翔役:松大航也コメント>
僕はこの作品で、応援団の中に入って「市船soul」を演奏させていただきました。その時の曲の力強さは本当に凄かったです。この曲がどんな思いで作られ受け継がれているのか、観ていただく皆さんの心に何かを伝えることが出来るのではないかと思います。
<浅野千鶴役:池田朱那コメント>
浅野千鶴役を演じさせていただきます、池田朱那です。とても強い愛に包まれた家族、恋人、先生、そして仲間たちのお話です。私自身、大好きな兄がいるので、このお話が実話だという事で胸が締め付けられる思いを共感しました。いま家族や友達と過ごせる毎日が、好きなことをやれる事が、どれだけ幸せなことなのか改めて感じられる素敵な作品です。ぜひ、大切な人とご覧いただきたいです。
<黒木まどか役:石崎なつみコメント>
3年前、図書館でたまたま手に取った本がこの「20歳のソウル」でした。白や黒の本の列にぽつんと、鮮やかな青空色の本。その日のことは今でも鮮明に覚えています。誰かのために自分の人生を全うする、その大義くんの生き様に衝撃を受けました。若いからすごいとかそういうことではなく、ただ純粋にその真っ直ぐさがかっこいいと思った。そんな大義くんが生き続けるこの作品に携われたこと、大義くんをサポートする看護師として共に生きられること、 こんなに幸せなことはありません。どうか皆さまの心の一部に、大義くんが生き続けますように。
<浅野正義役:菅原永二コメント>
浅野大義くんの作った「市船soul」は今もこの先も演奏され続けるでしょう。大義くんの音楽にのせた想いは、魂は生き続けるということだと思います。是非劇場に足をお運びいただき、その想いを感じていただけたらと思っております。
<浅野忠義役:平泉成コメント>
脚本を読んで、孫を想うおじいさんの心情に共感しました。僕も大義さんのおじいさん同様、実際の孫の写真を山ほど撮っていて、おじいさんの気持ちがとてもよく分かります。おじいさんにとって可愛くてたまらないお孫さんだったんだなと。この作品は、何か所も胸にジーンとくるシーンがたくさんあります。映画を観て泣きたい方、何度でも感動して泣ける作品です。ぜひ映画館でご覧ください。
<消防隊員役:塙宣之コメント>
原作を読んでとても感動していたので、出演のお話を頂いた時はすごく嬉しかったです。消防隊員の役だったのですが、臨場感のあるシーンが撮れました。佐藤浩市さんも少しだけの絡みでしたがすごく優しく接して頂きました。演技は自信があまり無いほうなのですが、今までの役者人生の中で会心の演技ができたと思います。ぜひご覧頂ければと思います。
<木村貴教 役:石黒賢(友情出演)コメント>
人は亡くなった後にどんな生き方をしたのか伝わる事があり、告別式にたくさんの仲間が集まった事が、大義さんの人となりを物語っているんだろうなと思いました。コロナ禍で、会いたいに人に会えない状況になり、
一期一会、今が大事なんだと、当たり前の事を改めて感じる様になりました。本作を観て、今、相手と向き合う事の大切さを改めて感じていただけると嬉しいです。こういう時代だからこそ意義がある作品だと思います。
<星野拓朗 役:高橋克典コメント>
僕は彼に病気を告知し、最後まで見届ける医師を演じさせていただきました。やるせない、胸が締め付けられるお話ですが、主人公の勇気と、病と向き合い精一杯生ききる姿に、逆に力を与えられます。彼の人生に伴走するような気持ちで共に感じていただけたらと思います。
2022年初夏全国ロードショー