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気になる一品

原美術館

原美術館

 同館の常設作品に、美術家・森村泰昌の「輪舞(ロンド)」がある。小部屋の壁一面に鏡を張り、作者自身の体で型を取った人形とトイレを合体させた作品だ。「瓢簞(ひょうたん)根付」(540円)は、2001年の個展開催を記念して作られた。瓢簞の口部分のレンズからのぞき込むと、輪舞の作品図版=写真円内=が見え、いつでも森村の世界を感じられる。5色展開。

◆東京都品川区北品川4の7の25(TEL03・3445・2069)。(月)((祝)の場合は翌日)休み。入館料1100円。

(2015年2月25日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

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