読んでたのしい、当たってうれしい。

気になる一品

「長傘(怒濤図 男浪図)」(北斎館)

晴雨兼用。直径110センチ×高さ79センチ。

 江戸の浮世絵師・葛飾北斎は晩年、信州・小布施に滞在して多くの作品を残した。86歳で祭り屋台の天井に描いた肉筆画の傑作をグッズ化したのが、「長傘(怒濤図 男浪図(どとうず おなみず))」(6600円)だ。

 グッズ要望アンケートで常に上位だったのが「傘」。荒々しい波の細部まで再現する超高解像度画像を活用するなど、4年間かけて商品化した。担当者は、「北斎の代表作と言えば『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』だが、その後に小布施で描いた『波』があることを知ってほしい」。
 

長野県小布施町小布施485(☎026・247・5206)。午前9時~午後5時(1月1日は10時~3時。入館は30分前まで)。千円。12月31日休み。企画展「インフルエンサー 北斎」を4月6日まで開催中。

オンラインショップhttps://shop.hokusai-kan.com/products/umbllera-wave-nagaでも購入可。

北斎館
https://hokusai-kan.com/

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は1月28日紙面掲載時のものです。商品は売り切れる場合もあるので改めてご確認ください)

気になる一品の新着記事

新着コラム