「スパ吉」の極旨ミートソース納豆トッピング 大学生の時に高校時代の友だちと久しぶりに東京・吉祥寺で会ってミートソースが食べたいと思ってブラブラ歩いていて入ったのがスパ吉。
黄エンドウ豆からできた麺は、豆の味も歯ごたえもしっかりしています。とても個性が強いのですが、不思議なことに本当に色々な種類の料理に仕上げることができるんです。
パスタのほかに、ゆで汁に中華だしを加えて煮ればラーメンになりますし、暑い季節によく作る宮崎の冷や汁に絡めてもおいしかったですよ。次は焼きそばかな?なんてアイデアも次々浮かんできます。
簡単で、なんとなく行き当たりばったりに作ってもごちそうのような出来栄え。料理上手になったみたいで、うれしくて――。きっと素材の懐が深いんでしょうね。ひと月半ほど前に出会ったばかりですが、すっかり食卓に定着してしまいました。
塩も加えていないのに、コクのあるゆで汁にも驚きました。私は鍋から少し取り分けてもう1品、野菜と一緒にスープにしています。味付けはお好みですが、塩コショウだけで十分かもしれません。
舞台の準備に入ると、料理にはあまり時間をかけられない上にコロナ禍ですから、もっぱら自宅での食事が中心にならざるをえない今、とても重宝しています。次の公演に向けても、このZENBヌードルにしっかり支えてもらうつもりでいます。
◆公式サイト、電話で購入可(問い合わせは0120・522087)。
2袋(8食分)1584円から(送料別)。
写真は別売りの「ミニトマトの濃厚ソース」(1食298円)を使った調理例。
おがわ・たまき 俳優。
映画「Pu(プ)」でデビュー。パートナーで劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチさんと昨年結成した演劇ユニット・ケムリ研究室の第2回公演「砂の女」が、8~9月に東京と兵庫で開催。