読んでたのしい、当たってうれしい。

美博ノート

  • 「有馬人形筆」 筆先を下にして持つと、筆の尻からひょっこり豆人形が顔を出す。筆を逆さにすると人形は姿を隠してしまう。神戸・有馬温泉に伝わる兵庫県の伝統的工芸品「有馬人形筆」だ。

    2018/06/27 更新


  • 「神農の虎」 ユニークな表情をした動物の張り子や愛らしい土人形、色鮮やかな凧(たこ)など、日本各地に伝わる郷土玩具。本展では、戦後に作られた所蔵品から約550点が府県別に並ぶ。

    2018/06/20 更新


  • 「画本虫撰」/「緑色の善良な小市民」 静かな水辺の一コマ。身を潜めて獲物を狙うカエルと、視線の先で葉を食べる虫。

    2018/06/13 更新


  • 「都鄙秋興」 縮れた葉、牡丹(ぼたん)のように折り重なった花びら。突然変異が生み出す「変化朝顔」は江戸の文化文政期(1804~30)、熱心な愛好家らの手で広がり、珍重さを競う品評会も催された。

    2018/06/06 更新


  • 「桜花図巻」 園芸文化が花開いた江戸時代。戦乱の世が終わり、武士から庶民まで草花をめでる習慣が広まった。

    2018/05/30 更新


  • 「ヒナゲシの活(い)けられた花瓶」 風景画を愛好したモーリス・ド・ヴラマンク(1876~1958)だが、静物画も繰り返し描き続けている。

    2018/05/23 更新


  • 「冬の村通り」 モーリス・ド・ヴラマンク(1876~1958)と言えば、重厚な色調で描かれた雪景色や田舎の風景を思い出す人が多いだろう。

    2018/05/16 更新


  • 「緑色のテーブルの上の静物」 仏の近代絵画、フォービスム(野獣派)の巨匠モーリス・ド・ヴラマンク(1876~1958)。本展では、彼の第二期ともいえる「セザニアン期」から最晩年までの作品76点を時代を追って展示する。

    2018/05/09 更新


  • 「霊峰春色」/「東海神秀」 今回は横山大観(1868~1958)の「霊峰春色」と、橋本関雪(1883~1945)の「東海神秀」の富士山対決。いずれも第2次大戦前、国威発揚のために描かれたという。

    2018/05/01 更新


  • 「寿老人」/「南極寿星図」 今週は「寿老人」を描いた日本画2点を紹介する。寿老人とは、中国の伝説上の人物で、長寿を授ける神ともいわれる。

    2018/04/25 更新