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橋本京明さん
石臼挽き手打 蕎楽亭 こづゆ

石臼挽き手打 蕎楽亭 こづゆ
石臼挽き手打 蕎楽亭 こづゆ
石臼挽き手打 蕎楽亭 こづゆ 橋本京明さん

 こづゆはホタテの貝柱のだしで干しシイタケやキクラゲなどの具を煮込んだ、会津地方の郷土料理です。お祝い事の時に食べます。

 初めて食べたのは、僕が小学生の時。給食で出たことがきっかけです。お母さんに「今日すごいおいしいものが出たんだよ」と伝えたのを覚えています。「こんなにおいしい料理が存在するんだ……」。そんな感じでした。

 大人になると味覚が変わりますが、こづゆだけはいつ食べてもおいしいんです。みそ汁のような感覚です。今でも福島に帰ると必ず食べます。ソースカツ丼と一緒に、3~4杯。具が小さくて、鶏肉が入ったものも好きです。味の濃いソースカツ丼と、汁気のあるこづゆがよく合います。一年中おいしく食べられるんです。

 福島はおいしいものが多いんですよ。一番のおすすめは馬刺しです。ニンニクみそをしょうゆに溶かしたものをつけて食べるんですが、これがまたおいしい。ラーメンも大好きで、帰省したら1週間に5回は地元のネギチャーシューラーメンを食べます。

 現在日本にいる陰陽師は僕だけだと言われています。主に占術を使った個人鑑定をしています。僕は小さい頃から霊と話せて、8歳の時から陰陽師になりたいと思っていました。今もまだまだ勉強中です。

(聞き手・千葉菜々)

 ◆東京都新宿区神楽坂3の6、神楽坂館1階(電話03・3269・3233)。
 580円。
 昼は[前]11時半~[後]2時、夜は[後]5時~8時。
 [日][月][祝]休み。
 詳細は公式サイト(http://kyourakutei.com/)で。


 はしもと・きょうめい 陰陽師。福島県郡山市出身。
 8歳から本格的に占いを学び始め、数々の寺院で修行を積む。高校卒業後、会社員と並行して個人鑑定を開始。
 現在は鑑定、書籍出版、YouTubeなどで活動中。

 

 

(2023年6月15日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

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