読んでたのしい、当たってうれしい。
新規会員登録
ログイン
現在
54
プレゼント
15
食
4
飲料
5
旅行・宿泊
12
グッズ
3
電化製品
3
美容コスメ
6
本・CD・DVD
6
エンタメ・展覧会
0
その他
ホーム
コラム
美博ノート
らせん折り①
ヤマザキマザック美術館「布施知子 ORIGAMI 紙の鼓動」
洋紙(OKゴールデンリバー) 底辺部分直径20.5センチ、高さ可変 2005年(2016年再制作) 作家蔵
ぐるぐると巻き上がる階段のような「らせん折り」。折り紙作家の布施知子が、偶然の発想から編み出した技法だという。
折り紙は一般的に正方形だが、布施は「細長い台形の紙を折ってみよう」と思い立った。「手が動くままに折ったら、思いがけない形が生まれたそうです。布施さんは『折り紙からの贈り物だ』と振り返っていました」と、ヤマザキマザック美術館主任学芸員の吉村有子さんは話す。
布施は大学時代、創作折り紙作家・河合豊彰の教室で能面や舞楽面のモチーフを制作。30代で、複数のパーツを組み合わせる「ユニット折り紙」の分野に飛び込み、第一人者となった。その後もらせん折りをはじめ、扇子のように畳むことができる「無限折り」、紙テープを結んで模様を作る「ノット(結び目)による造形」などを生み出した。折り紙の固定観念にとらわれない、自在な創作を続けている。
(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
美博ノートの新着記事
ゴールデン・スネーク
部屋を彩る 美しきヘビたち
アリ地獄(480枚組)
可能性は無限大。折り紙の固定観念を覆した緻密で華やかな作品群。
蝶々(大)と玉石
ゆらめく青の中を舞うチョウチョ。タイルの新しい楽しみ方。
いろどり
美濃焼の風合いでレトロな味わい。釉薬で量産品がアートに。
「美博ノート」の記事一覧へ
新着コラム
気になる一品
「平ゴムのミニバッグ」(アーティゾン美術館)
「規格外」が変身 鑑賞時の貴重品入れに
建モノがたり
花重(東京都台東区)
木造瓦ぶきの花屋の奥に、鉄骨フレームに囲まれたオープンカフェが現れた。なぜこんな組み合わせに?
私のイチオシコレクション
北里柴三郎記念博物館
近代日本医学の父と呼ばれ、新千円札の顔になった北里柴三郎(1853~1931)は、感染症の予防と治療の研究に生涯をかけました。
ななふく浪曲旅日記
大衆演劇との奇縁で実現した「節劇(ふしげき)」
かつて大衆演劇の追っかけをしていた玉川奈々福さん。数十年ぶりの再会が「節劇」という浪曲と大衆演劇とのコラボレーションを実現させました。
新着コラム一覧へ
100種類もの茨城ほしいも ガンバレルーヤがPR
★ 高級柑橘「せとか」のご自宅用がお買い得!訳あり!
マイページ
新規会員登録
Tweets by Mullionpresent