新浜レオンさん
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
長野県北西部の信濃大町に別荘がありましてね、夏の間は子どもたちを連れて家族で過ごしてたんです。ある日、別荘仲間の1人が「みんなで食おうや」ってこの老松を買ってきたんですよ。それからもうずーっと好きで、先日も東京へ帰る途中に松本の店舗に寄って買ってきました。「名物にうまいもんなし」っていうけど、これはおいしい。
中がもちっとしたつぶあんで、周りがふわっとした蒸し菓子。甘過ぎないから食後でも別腹で、つい何切れも食べちゃう。トッピングされている松の実がとくに良くて、歯ごたえが楽しめる。シナモンの風味もほんのり利いていて。こういうお菓子はなかなか他ではお目にかからないよね。
うちはね、誰ひとり酒を飲まないの。だからどこかに行ったときのお土産はたいてい甘いお菓子。とくにまんじゅうには目がなくて、珍しい名前のついたものは必ず買って食べていますね。
午前中に妻と1万歩、けっこうなスピードで毎日ウォーキングしています。昼ご飯は食べないけれど、甘い物は必ず食べてる。スコンやアップルパイもよく作りますよ。仕事の合間、いや随時、甘い物は息抜きや気分転換になっています。
◆長野県松本市中央2の2の15(問い合わせは0263・32・0506)。1本1102円。(前)9時~(後)6時、元日休み。オンラインショップで購入可。
はやし・のぞむ 1949年生まれ。
作家、国文学者、書誌学者。「イギリスはおいしい」(平凡社、文春文庫)、「謹訳源氏物語」全10巻(祥伝社)ほか、近著に「春夏秋冬 恋よこい」(春陽堂書店)。能評論、歌曲のための詩作も手がける。