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日向坂46が東京スカイツリーとコラボ

 今月デビュー5周年を迎えるアイドル日向坂46の歩みを振り返る展覧会「WE R!(ウィーアー)」(東京・六本木ミュージアムで開催中)に連動した企画が東京スカイツリー(東京都墨田区)で始まった。地上450メートルの回廊をメイン会場にステージ衣装や懐かしいグッズを展示し、フォトスポットを設ける。6月12日までの開催期間中にメンバーカラーで東京スカイツリーを染める特別ライティングもある。開幕にあたって齊藤京子さん、佐々木久美さん、丹生明里さんが報道発表会に出席し、見どころをアピールした。

 

 企画は虹をテーマにしている。これまでのコンサートの思い出について聞かれた丹生さんは「『JOYFUL LOVE』という曲でファンの皆さんがサイリウムで虹をつくってくださる。東京ドームでのひな誕祭(2022年)では会場の照明をすべて落としてサイリウムの虹の中でパフォーマンスする瞬間があって忘れられない景色です」。

虹にまつわる思い出を振り返った佐々木さんは「『月と星が踊るMidnight』のMV撮影のとき、突然の豪雨の後にきれいな虹が出ていて、みんなでその虹を見上げたのが感動でした」。齊藤さんは「しかもうっすらダブルレインボーだったんです。私たちの曲にも『ダブルレインボー』という言葉が歌詞に入っている曲があって思い出深いです」。

 展示の見どころについて、齊藤さんは地上451.2メートルの最高到達地点にライブ写真が壁一面展開されている「空飛ぶひな誕祭」を挙げた。「私たちも見たことがなかった秘蔵の写真があります」。佐々木さんは「ポカと一緒に」というコーナーを薦めた。「日向坂46の公式キャラクター『ポカ』が空を飛んでいて、その前に加藤史帆と私のパネルが置いてあります。『きくとし』と呼ばれる仲の良い2人とポカが一緒にいるのがうれしい」。丹生さんは「この眺望を背景に」というフォトスポットについて「推しメンのアクリルスタンドを置いてスカイツリーから見える景色と写真が撮れるんですけど、その背景に東京ドームが見えています。『約束の卵』という曲でも歌っているように大事な場所で、その東京ドーム込みで写真が撮れる推しポイントです」と話した。

 東京スカイツリーの特別ライティングは期間中の毎週土曜と4月7日、5月5日に点灯する。最初に日向坂46のグループカラーを約4分、続いて楽曲「JOUFUL LOVE」のイメージカラーを約4分、続いてメンバーのペンライトカラー約7分(29種類を約15秒ずつ)の順。ほかにエレベーターの中も日向坂46で彩られ、カフェには特別メニューが登場する。

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