新浜レオンさん
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
僕が大学生の時に読み、衝撃を受けたのが「自分の中に毒を持て」という岡本太郎さんの本。以来、太郎さんの記念館に行くようになりました。都会なのに森の中のようにリラックスできる。作品を見た後、ここの一角にあるカフェのテラス席で、一息つくのが大事な時間なんです。
4種類ある生地の中から2種類選べるのが魅力ですね。プレーンはふっくらではなく、どちらかというとしっとり。チョコレート味は、シナモンがほのかに香ってきて。たっぷりの生クリームをぜいたくにつけちゃいますが、もたれないんです。
おいしいのはもちろん、そこの空気や環境の中で食べるところに幸せがあるというか。太郎さんが生活されていた時の息づかいが端々に感じられて。作品はエネルギーが強い。自分を鼓舞したい時に行くと、もっとできるんじゃないかと力をもらえる。僕にとって大切な場所です。
◆東京都港区南青山6の1の19、岡本太郎記念館内、カフェのみの利用可(TEL03・5466・0686)。
1千円から。午前11時~午後6時半ラストオーダー。(火)休み。
やまなか・たかし 俳優。
9月29日(月)~10月13日(月・祝)、東京・池袋の東京芸術劇場で舞台「小指の思い出」に出演。