新浜レオンさん
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
初めて食べた時、びっくりしました。フローズンケーキのようにひんやりとしていて甘すぎず、油っぽくない。大粒のブルーベリーは、シャーベットのような食感。ブラックコーヒーにぴったりです。
店は事務所の近く。おいしいコーヒーを飲みたくてふと立ち寄って、ケーキセットを注文します。仕事の合間の息抜きなので、長居はしません。でも、古いラジオからジャズが流れていて心地良い空間です。
甘いものは大好き。特に小豆に目がありません。朝食のシリアルにあんこを混ぜたり、パンに塗ったり。甘すぎないものが好み。スイーツ激戦区の東京・自由が丘に事務所があるので、和洋問わずにおいしいお菓子と出合うのが楽しいです。
以前、擬人化したお菓子たちが登場する絵本「おかしなおかし」の絵を担当しました。マドレーヌやプリンをスケッチしていると、つい食べたくなってしまうんですよ。とても楽しい仕事でしたが、お菓子は描くものではなく、食べて楽しむものですね。
◆東京都世田谷区奥沢7の7の21(TEL03・5706・0118)。
450円。飲み物とのセットは800円~。
午前11時~午後8時。
(水)と第1、3、5(火)休み。
やまむら・こうじ アニメーション作家。
2017年度、短編「山村浩二 右目と左目でみる夢」で芸術選奨を受賞。新著に絵本「べるがなる」(文溪堂)。