朝井麻由美さん
「スパ吉」の極旨ミートソース納豆トッピング 大学生の時に高校時代の友だちと久しぶりに東京・吉祥寺で会ってミートソースが食べたいと思ってブラブラ歩いていて入ったのがスパ吉。
「スパ吉」の極旨ミートソース納豆トッピング 大学生の時に高校時代の友だちと久しぶりに東京・吉祥寺で会ってミートソースが食べたいと思ってブラブラ歩いていて入ったのがスパ吉。
日本そばが好きで、おそばやさんにはこうあってほしいというイメージがあるんです。その満点がここ。清潔感があって、おかみさんが美人。テーブルには毎日違うお花が一輪、さりげなく生けてあってお通しの煮物なんかもきわめておいしい。
私は春夏秋冬、季節を問わず、そばはせいろ。冬は寒いので、お風呂に入って体を温めてから行きます。午前5時ごろから仕事をしていることが多いので、午後にお通し2、3品と日本酒「獺祭(だっさい)」1合とともにいただいていると自然と笑みがこぼれてしまいます。「正しい午後のあり方だわ」って。
馬鹿高い、偉そうなおそばやさんて納得できない。ここのおそばはいつ食べても、きちんとおいしい。私もこういう風に生きたいなと思います。毎日の自分の生活をただされる気がするんです。食べ終わった後に一礼したくなるお店ですね。
◆東京都杉並区和泉1の2の3(TEL03・3321・1478)。
800円。季節のお通しは150円。
午前11時半~午後3時、6時~8時45分ラストオーダー。
(木)休み。
おさだ・なぎさ ノンフィクション作家。
1964年の東京五輪で活躍した体操のチャスラフスカの半生を取材中。