朝井麻由美さん
「スパ吉」の極旨ミートソース納豆トッピング 大学生の時に高校時代の友だちと久しぶりに東京・吉祥寺で会ってミートソースが食べたいと思ってブラブラ歩いていて入ったのがスパ吉。
「スパ吉」の極旨ミートソース納豆トッピング 大学生の時に高校時代の友だちと久しぶりに東京・吉祥寺で会ってミートソースが食べたいと思ってブラブラ歩いていて入ったのがスパ吉。
この伊府麺は、鹹水(かんすい)を使わず小麦粉と卵で作る生麺のこと。6、7年前、近所のスーパーで見つけて調理してみたら、味わいがすごく深くておいしくて。なかなか出会えないので、見かけたら必ず買ってしまいます。
うちで作る時は、焼きそばが多いですね。麺を硬めにゆでて、同時進行で具を炒めます。お肉は豚のこま切れとか牛の切り落としとか、そのとき冷蔵庫にあるもの。モヤシやニラなど野菜は1、2種類。能登から取り寄せるお気に入りのだしつゆにオイスターソースや魚しょうをちょこっと入れたスープで、麺をぐつぐつ煮含ませて完成です。
具がないときは、ガラムマサラというスパイスとしょうゆだけ。卵焼きをのせて、インド風にするのも好きです。
こんなおいしい麺が、東京で作られているというのも気に入っています。地産地消ってうれしいですね。
◆125グラム2食入り=写真は調理例。成城石井成城店などで販売。問い合わせは八幡製麺所(東京都目黒区、TEL03・5437・6381)。
おがわ・いと 作家。
1973年生まれ。著書「食堂かたつむり」がベストセラー。最新の長編小説は「サーカスの夜に」。