松阪牛と並び、東の横綱と称される米沢牛。4月に日本橋三越にオープンした「肉の上杉」は、その米沢牛をふんだんに使った総菜や弁当を取りそろえて、人気を集めています。
米沢牛をはじめ、ブランド銘柄を専門に扱う同店こだわりの総菜がメンチカツ。「米沢牛入りメンチ」は、霜降りの米沢牛と、同じく山形県の平田牧場の三元豚を4:6でミックスして作るぜいたくな“ブランド”メンチです。米沢牛と三元豚は、どちらも甘みとうまみが強いという特徴が。そのふたつの色味が相乗したコクのある甘さが、良質な脂分からなる独特のしっとりした質感とともに、なめらかに口に広がります。キャベツとタマネギの素朴な甘さもほんのり、きつね色の衣は、パテに合うようにブレンドした特製のパン粉でサクッと軽く。なかなかのボリュームながら胃に少しも響かないのも、肉質の高さを物語っています。
山形が誇るふたつのお肉が手を組んだ、素朴で秀逸な味わいは、まずは何もかけずにそのままで。ごはんはもちろんのことパンにも合うので、ソースをかけて厚切りの食パンでメンチサンドにするのもオススメです。
肉感の強い、米沢牛100%の「米沢牛メンチ」(216円)や、ほくほくの「米沢牛コロッケ」(303円)も人気があります。
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米沢牛卸 肉の上杉 |
■ 米沢牛サーロインステーキ弁当(3240円)
A4以上のランクのサーロインを100グラム使用。フライパンと網でミディアムレアに焼き上げ、自家製のタレで味付け。脂のうまさ、軽さが舌を打つ。土日限定販売。
SHOP DATA
「肉の上杉 日本橋三越店」
住所:東京都中央区日本橋室町1の4の1
電話番号:03-3241-3311(代表)
営業時間:10:00~19:30