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数々のヒット作を⽣み出しているベストセラー作家・浅⽥次郎のノンストップ時代⼩説「⼤名倒産」(⽂春⽂庫刊)が、ついに実写映画化!ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹⽣⼭藩の若殿となる⻘年・松平⼩四郎(神⽊隆之介)。庶⺠から⼀国の殿様へと、まさにシンデレラストーリー︕かと思ったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借⾦100億を抱えるワケありビンボー藩だった!しかも、返済できなければ藩は倒産、小四郎は切腹!?いきなり絶体絶命の大ピンチ!!どうする、⼩四郎――︕︖
主⼈公・松平⼩四郎役には、芸歴27年のキャリアと確かな実⼒を持ち、常に注⽬を集め続ける国⺠的俳優・神⽊隆之介。時代劇初主演の本作では、いきなり殿様になったと思ったら次々とピンチに見舞われる“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じます。そのほかにも、杉咲花、松⼭ケンイチ、⼩⼿伸也、桜⽥通、⼩⽇向⽂世、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市など⽇本映画界を代表する豪華キャストが集結。 監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『⽼後の資⾦がありません︕』『そして、バトンは渡された』など、今最も注目を集める前⽥哲。いつの時代も我々の⽣活に縁深い“お⾦”をテーマに、巻き込まれ系プリンスと仲間たちが贈る愉快痛快︕⼈⽣逆転エンターテインメントが誕⽣!!
本作のポイントである“お金”にかけ、”マネーのプロ” 厚切りジェイソンと俳優・映画プレゼンターの赤ペン瀧川が登壇し、ESSEonline特別試写会を実施!
会場は本編上映後の熱気が冷めやらぬ中、集まったお客さんの前に厚切りジェイソンが登場!MCに赤ペン瀧川を迎え、ESSEonline特別試写会がスタートした。時代劇は時代背景が理解しづらく苦手意識があるため、普段はあまり見ないという厚切りジェイソンは、「 (本作は)笑えるとこが多く、非常に見やすかった。」と率直な感想を述べた。さらに一番共感する登場人物として、髙田延彦演じる“小池越中守”を挙げた。 娘のお初と“うつけ者”・新次郎との結婚を認めない頑固な父という役どころだが、娘を苦労させたくないという父・越中守の想いが自身も3人の娘を持つ父としての親心と重なるものがあったと語った。
本作の印象的な点として“借金”や、“大企業や政府との癒着”、“ストレスフルな中間管理職”など現代の社会問題を江戸時代に置き換えつつ、ポップなコメディ調で描いているところを挙げ、「政治家の方たちも見てくれればいいのになと思いながら観ていました。このタイミングで上映するべき作品だと思った」(赤ペン瀧川)、「こういった現代にも通じる社会問題をコメディで幅広い人たちに分かりやすく伝えるのは非常に効果的」(厚切りジェイソン)と見どころを語った。お気に入りのシーンとして厚切りジェイソンは、「(貸金業である)天元屋のタツがやっていることは“究極の資本主義”だなと感じた」とプロならではの目線で分析、さらに赤ペン瀧川は「町人たちではなく大名やその家臣など、偉い人たちが借金を自分たちの問題としてとらえて、自ら節約に乗り出すのがいいなと思った」と感想を述べた。
本作の節約術に対しては「まず節約する前になぜ借金の原因を突き止めない?」と鋭い”WHY?”ツッコミを入れつつ、「借金が多くあっても資産とのバランスが取れていれば大丈夫な時もあるので、現実では借金と同時に資産状況も把握することが大事」と“マネーのプロ“としてのアドバイスを披露。加えてもっと節約できそうなポイントについて問われると、「シェアハウスは良い方法だけど、例えばもうちょっと小さい家に引っ越したりすることもできるんじゃないか」と究極的な節約術をアドバイスした。
おすすめのお金が貯まる方法としては「今の状況と今の状況の原因を知ること=お金の流れが見える化が一番大事」とし、さらにお金に関する契約周りなどは隅々まで詳細を確認してから契約することが大事だと、自身のエピソードと共に力説した。
最後に、本作の“WHY?”ポイントを聞かれると、小四郎の教育係で生真面目が故にすぐ切腹しようとする”切腹バカ“、磯貝平八郎に対して「なぜすぐ切腹しようとする?切腹してしまったら(小四郎を)守ってくれる人がいなくなるじゃないか、 WHY JAPANESE PEOPLE!?」と待望のネタを披露し、最後まで映画をしっかりとPR。盛大な拍手に包まれる中、イベントは幕を閉じた。
2023年6月23日(金) Let’s 返済!?