▼シネマNAVI シネマNEWS一覧
https://www.cinemanavi.com/article_list/
“イタリアの最も美しい村”のひとつを舞台に、年齢や国籍の違いを超え、“本”を通して老人と少年が交流する姿を描いた、ユニセフ・イタリア共同製作作品『丘の上の本屋さん』(原題『II diritto alla felicità』)が2023年3月3日(金)より公開されることが決定。日本版ポスタービジュアルと予告編の解禁に合わせて、女優・ユニセフ親善大使の黒柳徹子から絶賛コメントが到着した。
イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす、丘の上の小さな古書店を舞台にした本作『丘の上の本屋さん』は、ユニセフ・イタリアが共同製作として参加し、年齢、国籍の違いを超えて本を通して紡がれる友情、読書の喜びを描いたハートウォーミングなストーリー。訪れる風変りな客たちを温かく迎え入れる店主のリベロは、ある日、店の外で本を眺める移民の少年エシエンに声を掛け、好奇心旺盛な彼に本を貸し与え始める。リベロが語る読書の素晴らしさに熱心に耳を傾け、感想を語り合ううちに、いつしか2人は友情で結ばれていくのだった…。
不朽の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)をはじめとする“老人と少年”映画の系譜に連なる、2人の交流の物語を軸に、古書店に集まるユーモラスで個性あふれる人々とのサイドストーリーにも目が離せない。心優しい店主リベロ役には『フォードvsフェラーリ』(19)、『我が名はヴェンデッタ』(現在Netflixで配信中)のレモ・ジローネが好演。人生を豊かに形づくるヒントが詰まったリベロの「幸せのブックリスト」には、「星の王子さま」、「ピノッキオの冒険」、「白鯨」をはじめとした名作が次々と登場。物語の舞台となる“イタリアの最も美しい村”のひとつ、チヴィテッラ・デル・トロントの息をのむ絶景や、石造りの歴史ある街並みにも注目したい。
さらに、本作をいち早く鑑賞した女優でユニセフ親善大使の黒柳徹子から早くも絶賛コメントが到着!解禁となった予告編でもナレーションを担当し、コメントと共に本作に温かく寄り添う。
<黒柳徹子(女優・ユニセフ親善大使)コメント全文>
本を読むことは素晴らしいこと、とこの映画は教えてくれます。イタリアの小さな本屋のおじいさんと、アフリカ移民の少年の話です。少年は毎日おじいさんから本を借りては、次々に読んでしまいます。本の題名は、私たちの知ってる本なのも、うれしいです。本を読むことで世界が広がる。少年の未来は明るいでしょう。私たちは少年のように、わくわくしながら、この映画をみるでしょう。
本好きはもちろん、優しさを求める大人、そして夢と可能性に開かれた全ての子供たちにもおすすめの一作に期待だ。
2023年3月3日(金)より新宿ピカデリー、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開