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最新作『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~ 劇場公開版』が第50回エミー賞(R)を受賞、さらにスティーブ・コックス監督が英国アカデミー賞BAFTA(R)監督賞にノミネートされ、ますます注目が集まる『ひつじのショーン スペシャル クリスマスがやってきた!』より、本作の重要キャラクターであり、「ひつじのショーン」初のインフルエンサー・ベン一家の本編映像が解禁された。
解禁となった本編映像には、クリスマス・マーケットで迷子になったティミーを連れ去ってしまう「ベン一家」の姿が登場。ベンはハンサムで自信たっぷり、ソーシャルメディアの投稿には何百万ものいいね!がつくインフルエンサー。そして彼の妻であるジンは、優秀かつスタイリッシュなマネージャーで、ベンをサポートする、彼のブランドの原動力です。そんな2人のひとり娘が、元気いっぱい、自然体の女の子・エラ。
一家は、クリスマス・マーケットが開かれる、モッシンガム・タウン広場のクリスマスツリー点灯式に登場する。歓声の中入場した夫妻は、さっそく自撮り棒で動画撮影。エラは点灯用の赤いボタンに興味津々!押してみようと手を伸ばしますが、ジンにやさしくさえぎられてしまう…。エラの傾いた帽子を直して、笑顔を促すジンとベン。エラも笑顔を返すが、2人はすぐに観客のほうを振り向き、カメラに向けてポーズをとる。そんな2人にどこか寂しそうなエラ。カウントダウンに合わせて両親がボタンを押す、いちばんシャッターが切られる瞬間、2人の間に割って入って変顔を披露!?いたずらっぽい笑みを浮かべる。
本作のスティーブ・コックス監督は、エラについて、「元気いっぱい、自然体で、魅力的な女の子ですが、ベンたちの好む、すべてがパーフェクトで整然とした暮らしとは全然相容れない」と明かした。
「エラは両親から思うような関心を寄せられていないんです。ベンたちは、いいね!の方に一生懸命で、娘には無関心。物語の後半、2人は自らの考え方を見直すことになるんですが、それがつまり彼らの学んだクリスマスメッセージなんですね。エラは、注目されない分、ちょっと大げさに振舞ったり、自分なりの楽しみを探したり、とても楽しい子なんです」ベン・ジンの2人とエラの違いは、外見にも表れている。
ベンは美しい髪と彫りの深い顎をした、まさに完璧な男の見本のようなスタイル。ジンもきれいな髪をしているが、娘のエラの髪はバサバサ。
この違いにも監督のこだわりがあった。
「もしエラが手に負えないモップ状の髪をしていたら、ベンとジンは彼らの完璧なライフスタイルにはそぐわないと、エラの髪を抑えようとするだろうと考えたんです。エラの髪はバサバサで、それが彼女の性格をよく表しています」
いいね!に夢中なベンとジン。
両親に注目されない分、自分なりの楽しみ方を探すエラ。すれ違う親子が、ショーンたちの騒動に巻き込まれて気づく、大切なメッセージとは――?
ぜひ劇場で、監督がベン一家に託したメッセージを受け取っていただきたい!
■「インフルエンサー・ベン一家のクリスマス点灯式」映像
12.16(金)~12.29(木)2週間限定上映