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『海の上のピアニスト』、色鮮やかな4Kデジタル修復版でスクリーンに!

エンニオ・モリコーネの音楽使用部分の本編映像解禁!

(C)1998 MEDUSA
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 『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んだ不朽の感動作『海の上のピアニスト』が日本劇場公開から20年の時を経て、色鮮やかな4Kデジタル修復版でスクリーンに蘇る。また、当時日本では公開されることのなかった、トルナトーレ監督が本当にやりたかった全てを描き切った170分にも及ぶイタリア完全版(HDリマスター)も待望の日本初公開となる。

 解禁されたのは、先日惜しまれつつも91歳で亡くなった映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネによる音楽を使用した部分のみを切り取った2つの本編映像。1つ目の曲は「Magic Waltz」。荒波に揺られる船内で躍るように動くピアノをこともなげに1900が演奏し船酔いしていたはずのマックスが感動で満面の笑みを見せるシーン。2つ目の曲は「愛を奏でて」。1900が美しい少女に出会い一目惚れするシーンで、音楽によって1900の心境が心地よく伝わってくる場面。

 これまでに500作品以上の映画音楽を手掛けてきたエンニオ・モリコーネ、巨匠が築いた輝かしい実績の中でも本作は音楽がある種の主人公とも言え、まさにエンニオ・モリコーネの音楽に存分に浸れる作品となっている。奇しくもエンニオ・モリコーネの訃報が舞い込んだこのタイミングで、4Kデジタル修復版、イタリア完全版となって20年ぶりに日本で上映することが決まった『海の上のピアニスト』、この貴重な機会にぜひ大きなスクリーンでエンニオ・モリコーネの音楽を浴びながら観ていただきたい!

『海の上のピアニスト』「Magic Waltz」本編映像
『海の上のピアニスト』「愛を奏でて」本編映像

 8月21日(金)より、YEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

作品紹介
海の上のピアニスト<4Kデジタル修復版>
海の上のピアニスト<イタリア完全版>

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は更新時点のものです。資料提供:シネマNAVI )

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