-
徳川家康画像(部分)
徳川家康晩年の肖像は、九男で尾張家初代の徳川義直(1600~50)が描いたものだ。面長でふくよかな顔、福耳、小ぶりな口などの特徴を捉えている。
2023/08/30 更新
-
大名物 唐物茶壺 銘金花・松花
信長、秀吉、家康と戦国三英傑の手を経て伝わった茶壺「松花」と「金花」。淡く透明度が高い釉調(ゆうちょう)が特徴の「松花」は足利将軍家に由来すると伝わり、江戸時代の記録にも登場する。
2023/08/09 更新
-
紫地葵紋付葵の葉文辻ケ花染羽織
徳川の家紋のモチーフでもあるフタバアオイの3色文様が紫地に映える。家康が着用し、没後に尾張・紀伊(当初は駿河)・水戸の御三家に分与された「駿府御分物(おわけもの)」の羽織だ。
2023/08/02 更新
-
塩釉ランタン
土管を思わせるつややかな褐色の円筒。陶磁器デザイナー日根野作三(1907~84)と愛知県常滑市の県陶磁器試験場(現常滑窯業試験場)が手がけたランタンは円筒内に電球をつるすと、上部の窓から光がこぼれる。家庭園芸ブームに目をつけ、庭に飾るやきものとして提案された。
2023/07/26 更新
-
銀彩扇形ベリーセット
果物の盛り皿と取り皿の大小2枚からなるベリーセット。扇のように波打つ器形は陶磁器デザイナー日根野作三(1907~84)がデザインした。
2023/07/19 更新
-
ペン描葉文食器セット
植物の葉がモチーフの本作は、絵付け職人による大胆な筆致が特徴だ。葉脈は漫画にも用いるGペンで軽やかに描かれている。
2023/07/12 更新
-
聖地暮映
燃えるような朱色の大画面に、びっしりと描き込まれた神仏。細密な描写はまるで曼荼羅のようだ。
2023/07/05 更新
-
花と実
びっしり種が詰まったアケビの実。多数の円で表した花々は、闇夜に燃え立つ炎のよう。
2023/06/28 更新
-
CUBEの小さな旅
「小さな旅」と名付けられた本作は造形作家・石井春が昨年からミュージアム構内の工房で制作、今展が初公開となる。
2023/06/21 更新
-
しづく
小さな青色の「粒」が、展示室に降り注いでいるようだ。その数、千個以上。造形作家の石井春がセラミックで「しとしとと静かに降る雨」を表現した。
2023/06/14 更新