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美博ノート

  • 村上華岳「牡丹之図」 牡丹(ぼたん)が題材の日本画や油彩画、陶磁器を集めた展示室。大輪の花をピンク色などで華やかに描く作品が並ぶなか、静かな表情をたたえていたのが本作だ。

    2017/06/21 更新


  • 熊谷守一「千日草」 多彩な「花」が咲き誇る展示室。その中で、明快な輪郭線とわずかな色で描かれた素朴な絵に目が留まった。

    2017/06/13 更新


  • 「金腐らし茶器揃」 今展は、高級食器メーカー・ナカヤマの洋食器を中心に展示しているが、中には、煎茶器セットも並ぶ。

    2017/06/06 更新


  • 「菊花御紋章入コーヒー碗皿」 1990年、ナカヤマは宮内庁から、現天皇の即位式に使うコーヒーカップ&ソーサーを受注した。

    2017/05/30 更新


  • 「ハレドール」 白い地に輝く金彩や細やかな絵柄、美しいフォルムが特徴の、ナカヤマの洋食器。14年前に本格的な生産を終えたため、「幻のナカヤマ」とも呼ばれる。

    2017/05/23 更新


  • 岸田劉生「鯰(なまず)坊主」 最後の展示室には、一見、抽象表現とは縁遠そうな一枚の油絵があった。岸田劉生(1891~1929)の「鯰坊主」だ。

    2017/05/16 更新


  • ゾフィー・トイベル=アルプ「段階的な配置」 造形作家の岡﨑乾二郎さん(61)が案内するギャラリートーク。

    2017/05/09 更新


  • 「幼児教育遊具」 造形作家の岡﨑乾二郎さん(61)が他作家の作品を選び、資料を加えて展示、抽象芸術とは何かを問い直す今展。岡﨑さんのギャラリートークに参加した。

    2017/05/02 更新


  • 「赤阪 旅舎招婦ノ図(りょしゃしょうふのず)」 風景が中心の「東海道五拾三次」の中で、室内をテーマにした珍しい作品。赤坂宿(現愛知県豊川市)の旅籠(はたご)、大橋屋が舞台だ。

    2017/04/25 更新


  • 「金谷 大井川遠岸」 江戸時代に開かれた五街道の中で、もっとも人の行き来が多かった東海道。その道中、最大の難所といえば、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と馬子唄(うた)にうたわれた大井川だ。

    2017/04/18 更新