読んでたのしい、当たってうれしい。

美博ノート

  • 木曽海道六拾九次之内 塩なた 現在の長野県佐久市に位置する木曽街道(中山道)の塩名田宿は、街道の中で唯一、千曲川と出合う地点。宿場に欠かせない船頭たちが、この絵の題材だ。

    2021/05/11 更新


  • 「名古屋城の菊花大会」 杉本健吉が生まれた家は祖父の代まで石工だった。

    2021/04/06 更新


  • 「ディエッペ城跡」 50代で初めて海外へスケッチ旅行に出掛けた杉本健吉は、その後毎年のように海外を訪れ、95歳までに約30カ国・地域を旅した。

    2021/03/30 更新


  • 「犬山城雪景」 奈良の風物を描いた作品や吉川英治作「新・平家物語」の挿絵で知られる杉本健吉は20代の初めから、画業のかたわら旅行雑誌の表紙や観光ポスターなどの仕事を請け負った。

    2021/03/23 更新


  • 「泉って形があるんだよ」。熊谷守一89歳での抽象的な本作。

    2021/03/16 更新


  • 「鯉魚群遊図(りぎょぐんゆうず)」 熊谷守一の東京の自宅の庭には池があった。近くの石神井川で捕ったタナゴやフナを放し、もらいうけたコイがそれを食べてしまうと、さみしがったという。

    2021/03/09 更新


  • 「立秋の朝」 熊谷守一(1880~1977)がこの作品を描いた年の立秋(8月8日)、学芸員の小南桃生さんが調べた気象データによれば、東京の最高気温は27.7度。前日33.4度から一気に下がったのは、夜半に降った雨のためか。

    2021/03/02 更新


  • 「新雪富士」 画面いっぱいに描かれた富士山はほぼ全体が白い雪に覆われ、背景はつやのない漆黒で塗り固められている。

    2021/02/16 更新


  • 「富士」 日本画の型を破る大胆な構成と濃厚な色使いで知られる片岡球子(1905~2008)が富士山を描き始めたのは、60歳を過ぎてからだ。

    2021/02/09 更新


  • 「初日之出」 古くから人々に親しまれる富士山。季節や天候、見る角度によって様々な顔を持つ姿に多くの画家たちも魅了されてきた。今展ではそれぞれの心がとらえ、表現した富士山の絵を所蔵品から紹介する。

    2021/02/02 更新