読んでたのしい、当たってうれしい。

オトコの別腹

  • 本橋成一さん
    「かきもち処 はやしや」のザラ丹
    砂糖の「甘い」っていう感覚が好きなんです。ぼくは敗戦時に5歳で、空襲も体験しました。その時代は砂糖に飢えていた。配給に行列して並んで、もらえる砂糖はほんの少し。あこがれの対象でした。

    2017/12/01 更新


  • 岩井勇気さん
    「いちょうの木」のピーカンパイ
    これは……めしですね。昼食にしてもいいくらい。食感のいいパイとピーカンナッツでボリュームがある。別腹って言っていますけど。男の別腹はでかいぞ、っていうね。

    2017/11/24 更新


  • 中孝介さん
    「大迫製菓」のかしゃ餅
    故郷の奄美では知らない人はいないくらい、大人から子どもまでみんな食べますね。中に餡(あん)などは入っていない昔からあるよもぎ餅です。「かしゃ」といわれるクマタケランの葉に包まれていて、葉っぱの香りがすごくいいんです。

    2017/11/17 更新


  • 岩井ジョニ男さん
    「パティスリー アミュレット」の白井ロール
    私は千葉県白井市の出身で、現在は「しろいふるさと大使」も務めています。19歳の時に地元を離れたので、大使のご縁で白井を訪れる機会が増えたら、おしゃれなお店とお菓子が誕生していてとても驚きました。この気持ち、まさにロールショック!!

    2017/11/10 更新


  • 為末大さん
    「御菓子 山中」のまっちゃちょこ濃い茶【改】
    子どもの時から和菓子が好きで、選手時代も遠征にはチューブ入りようかんを持って行っていました。この生チョコは遠い親戚の和菓子屋さんが作っていて、和菓子に近いんです。

    2017/10/27 更新


  • 古舘佑太郎さん
    「nico」のバターミルクワッフル
    NHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」で、あんこが大嫌いな和菓子屋の一人息子を演じました。でも僕自身は、甘い物がめちゃくちゃ好きです。撮影中は、目の前にあるのに食べられない役だから、悔しくてキーってなっていました。

    2017/10/20 更新


  • 中沢新一さん
    「良寛堂」の笹(ささ)団子
    母が新潟の生まれで、実家近くに店がありました。今も古風な作り方で、味が変わりませんね。ヨモギを練り込んだ生地が、最近の軟らかな笹団子と違って、しゃきしゃきと歯で切れるんです。それが笹の香りと見事に合う。

    2017/10/13 更新


  • 阿部祐二さん
    「フジバンビ」の黒糖ドーナツ棒
    このおいしさは事件ですよ。名前はドーナツなのに、見た目はまるでかりんとう。でも食べると硬すぎずやわらかすぎず、しっとり。黒糖の蜜がじわーっと染みています。甘さもほどよく、コクがあって、口の中でとろける感じが最高。

    2017/10/06 更新


  • 村上虹郎さん
    「ファミリーマート」の
    北海道産小豆のこしあんまん(ごま風味)
    「こしあんまん」は稽古場や撮影現場に行く前に買って、すぐかぶりつきます。「あっつ」て、言うくらい温かいのですが、温かい甘い食べ物っていうところがいい。

    2017/09/29 更新


  • タブレット純さん
    「名曲喫茶 でんえん」のミルクセーキ
    初めて行ったのは中学生だったから、30年ほど前です。中古レコードを集めるようになって、休みの日はいつも古本屋や中古レコード屋巡りをしていて。その時にこのお店を知りました。

    2017/09/22 更新