新浜レオンさん
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
伊勢屋さんは、仕事帰りに立ち寄るお店。妻と娘が喜ぶ顔を思い浮かべて、お土産に買うお菓子です。巣鴨の大正大学で客員教授を務めているのですが、帰りに地蔵通り商店街を通って駅に向かいます。途中で「とげぬき地蔵」に参拝して、伊勢屋さんに寄ります。商店街にはいくつか大福を売っているお店があり、いろいろ食べ比べてみましたが、我が家の好みは伊勢屋さんでした。
つぶあんで、甘さは控えめ。桜色のお餅はやわらかくて豆がごろごろと見えています。紅白まんじゅうのようで、色が付いていると縁起がいいですね。ぼてっとして、けっこう大きいのですが、お茶を飲みながらだと、するすると食べられます。
お菓子を買う時は、4の倍数の個数で買います。もともと4人家族で2人の娘がいましたが、8年前に長女が天国に旅立ちました。家族と一緒に食卓を囲む回数は有限です。だからこそ、その時間を大切にしています。僕はこれを買ってきて、お茶を入れ、家族に声をかけます。準備までやって一緒に食べる、そこまでが全部セットでお土産なんです。
◆東京都豊島区巣鴨3の21の17
(問い合わせは03・3917・3580)。
140円。
午前9時~午後6時。
不定休。
たきむら・まさはる パパ料理研究家、株式会社ビストロパパ代表。
1970年生まれ。パパの料理塾を主宰。食育や男女共同参画を推進する活動を行う。FamCookオンライン料理教室を開講中。