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2008年から2010年まで3年連続で「M-1 グランプリ」の決勝に進出し、2011年には「THE MANZAI」で準優勝するなどテレビ・ラジオ番組でも活躍するお笑いコンビ・ナイツ塙宣之が初監督する、映画『漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~』が2024年春に公開することが決定!
何故、漫才師は「舞台」に⽴ち続けるのか︖近年、M1グランプリが年末の国⺠的⾏事になりつつあり、漫才に思いを懸ける芸⼈は過去から現在まで数多にいる。映画では、テレビ、YouTube、その他SNSなど変化が進んでいく中で、2023年6⽉に漫才協会7代⽬会⻑に就任し、協会の改⾰に取り組んでいく塙宣之監督が今もなお「舞台」に拘る芸⼈に焦点を当てる。
映画のタイトルにもある「漫才協会」とは漫才師の育成と広報を⽬的とする⼀般社団法⼈。1955年(昭和30年)に「漫才研究会」として設⽴し、2005年に⽂部科学省から許可を受け社団法⼈漫才協会に改称。旧名の「浅草フランス座」時代には、若かりし⽇のビートたけしがお笑いの修⾏を積んだことでも有名な、浅草フランス座演芸場東洋館(通称:東洋館)を根城とし、コアなお笑いファンを前に、芸⼈が⽇々切磋琢磨している。さらに2021年に漫才協会外部理事に就任した、⾼⽥⽂夫が本作でも全⾯協⼒。
映画公開に対して塙監督から意気込みコメントが到着︕
-映画公開決定に対して
去年から漫才協会の芸⼈、漫才協会じゃない東京の漫才師の⽅、結構すごい錚々たる⽅にインタビューさせていただいて、舞台にかける想いみたいのをずっと撮影していく中で、今年漫才協会の会⻑になって。⾮常にこのタイミングがちょうどよくて、漫才協会のPRができる映画が公開できて良かったなと思ってます。
-このタイトルに込めた想いは︖
舞台ってなんかすごく不思議な魅⼒があって、みんな舞台に吸い寄せられてるというか、どんな⼈でも舞台に⽴つ、⽴ち続けるという。そこはなんか聖域なんですよね。本当は『サンクチュアリ』っていうタイトルにしたかったんですけど、ちょっと相撲のやつと被っちゃって。だから『漫才協会 THE MOVIE』に変えたんです。そういう意味では、WBCのドキュメンタリー映画とサンクチュアリを⾜して2で割ったような映画になってるんじゃないかなと思ってます。
-どんな⽅々に観ていただきたいですか︖
漫才協会ってどういうとこなのか、イマイチ分からない⼈がいっぱいいらっしゃると思うんですけども、テレビに出ている⼈ばかりが芸⼈さんじゃないんですよね。舞台とかそういうところで⽇々もがいていらっしゃる。決してこの⽣活がテレビというか、お⾦の問題じゃないんですよ。⼼の問題なんですよね。そこに、こだわって。今回このドキュメンタリーを始めるにあたって、⼤変な事故に遭った師匠にも密着させていただいて、僕⾃⾝がすごく感動して。あ、こんな熱い⼈だったんだというか。そういうところも観ていただいて、元気になってもらいたい、活⼒にしてもらいたいと思います。
2024年春公開