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『すべてうまくいきますように』新場面写真解禁!

デビューから42年。アイドルから国民的俳優となったソフィー・マルソーの演技に注目!

(C)2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES
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 フランスの名匠フランソワ・オゾン監督がフランスの国民的俳優ソフィー・マルソーと初タッグを組み、”安楽死”を巡る父娘の葛藤を描いた『すべてうまくいきますように』より新場面写真が到着した。

 本作で主演を務めたソフィー・マルソー。彼女が80年代の日本でトップアイドル級の人気があったのはご存知だろうか。80年代当時は、ソフィー・マルソーだけでなく、テイタム・オニール、ブルック・シールズ、フィービー・ケイツなど、海外タレントが日本では大人気だった。

 ここで少し歴史を振り返ろう。テイタム・オニールは『ペーパー・ムーン』(73)で史上最年少でアカデミー賞Ⓡ助演女優賞受賞し、『がんばれ!ベアーズ』(76)の女子ピッチャー役で日本で人気が爆発。その後、人気テニスプレイヤーのジョン・マッケンローとの結婚・離婚など、数々のゴシップで話題となった。ブルック・シールズは『青い珊瑚礁』(80)と『エンドレス・ラブ』(81)のヒットで一躍スターに。日本でも化粧品のCMにも起用されるなど、当時抜群の人気を誇っていた。フィービー・ケイツは『初体験/リッジモント・ハイ』(82)への出演で人気を博し、『グレムリン』(84)などの話題作にも恵まれた。日本では某英語教材にオーソン・ウェルズと共に出演し、カルト的な人気も誇っている。

 そしてソフィー・マルソーは、何と言っても『ラ・ブーム』(80)と『ラ・ブーム2』(82)によって日本で人気が爆発。その後、『ブレイブハート』(95)や、「007」シリーズ『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(99)などのハリウッド大作にも出演。現在に至るまで、精力的に俳優活動を続けている。ちなみにソフィー・マルソーは芸名で、「パントマイムの神様」マルセル・マルソーからとった言われている。

 これらの俳優は当時の映画雑誌の表紙を飾った人ばかりだ。とりわけ2022年は、「永遠女優〜甦る青春のアイドルたち」と銘打ち、ソフィー・マルソーらの過去作の特集上映が行われたり、12月23日より『ラ・ブーム』と『ラ・ブーム2』 の40周年記念デジタル・リマスター版上映(予告編:https://youtu.be/BJGvJBfXJ6s)が予定されていたりと、今、80年代アイドル映画が熱いと言えるだろう!1980年のデビューから42年。世界中のメディアから"理想的エイジング"と評されるソフィー・マルソーに注目して、『ラ・ブーム』と『すべてうまくいきますように』の演技を比較しながら鑑賞してみてはいかがだろうか。

 2月3日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ 他公開

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