読んでたのしい、当たってうれしい。

シネマNEWS

「午前十時の映画祭10-FINAL-」終了、来年2021年4月から「午前十時の映画祭11」

10年間の上映本数234本!

▼シネマNAVI シネマNEWS一覧
https://www.cinemanavi.com/article_list/

 

 2010年にスタートし今年10回目を迎えた「午前十時の映画祭10-FINAL-」が3月26日に終了した。2010年2月6日にスタートした「午前十時の映画祭」は、回を重ねるごとに全国のファンから支持を集め、これまで10年間、映画史上の名作・傑作の数々、全234本を上映してきた。

 昨年2019年4月5日(金)に全国58劇場で開幕した「午前十時の映画祭 10-FINAL-」は、先週3月26日(木)に最終上映作品『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』をもって全51週間の上映を終了。今期の動員数は61万3,1661人、そしてこれまで10年間の累計動員数は502万4,537人となり、遂に500万人の大台を突破した。(3月30日現在)

 上映作全27本のうち、映画祭初上映は11本、そしてこれまで人気の高かった16本が再上映され、最終的な動員トップ5は以下の順となった。

◇◆◇
1位:再上映「ローマの休日」3万670人
2位:再上映「ショーシャンクの空に」2万8,805人
3位:再上映「ニュー・シネマ・パラダイス」2万8,757人
4位:再上映「サウンド・オブ・ミュージック」2万8,647人
5位:初上陸「レオン 完全版」2万7,867人
◇◆◇

 映画祭6回目の上映となった『ローマの休日』は、これまでで最高の動員を記録。この作品がいかに支持されているかがあらためて明らかとなった。初上映作品ではファンからの最多リクエスト作『レオン 完全版』がヒット。また『ブルース・ブラザース』『時計じかけのオレンジ』も若いファンを集めて高稼働。学生比率が10%を超え若年層の映画祭認知も実感された。

 3月6日からのラスト3週は、映画祭の大人気作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作の全館一斉上映。新作が軒並み上映延期となっている現在、各上映館では朝10時以外にも上映回数を増やし、3月20日からの3連休には全国39館においてシリーズ3部作一挙上映を実施、各劇場は大勢のファンで賑わった。

 その3月20日、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』のエンドタイトル終了後、来年2021年4月2日から再スタートする『午前十時の映画祭11』開催決定が情報解禁!各劇場内は驚きと興奮に沸き、大きな拍手も起きたという。SNS上では「やった!」「めちゃくちゃうれしいです」「待ってました!」「今回最終回といったな。ウソだったけど嬉しいウソだ」「コロナ騒ぎの中、今年唯一の明るいニュース」、また『バック・トゥ~』に引っ掛け「未来が改変された」「マーティが未来を変えたのか?」など、喜びと歓迎の言葉がネット上を駆け巡った。

 「午前十時の映画祭11」2021年4月2日(金)開幕。詳細は下半期発表予定。

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は更新時点のものです。資料提供:シネマNAVI )

シネマNEWSの新着記事

新着コラム