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中国第六世代を代表する名匠ワン・シャオシュアイ監督の最新作『在りし日の歌』は、英国「ガーディアン」紙での満点★5つの高評価をはじめ、各国の映画祭でも受賞を重ねるなど、時代の過渡期を映しつつ描かれる圧倒的な人間ドラマに絶賛の声が集まっている。
さらに、ひと足先に本作を観た日本の評論家やマスコミたちからも「胸を突かれ震えた。観る人の心に深く深く訴える傑作」「観終わった後、家族の声が聞きたくてたまらなくなった」「ここしばらく見たことがないほどの傑作。早々と今年のベストであることは間違いない」との声が相次いでいる。日本映画界の巨匠や俳優、歌手、作家など各界からも絶賛コメントが到着した。
あの広い中国の遥か彼方に住む家族の出来事に、ぼくたちは身につまされて涙を拭う。これだから映画は素晴しい。
―山田洋次(映画監督)
「あなたを失ったら、、、、わたしは生きていける?」妻のこの言葉が胸に突き刺さり夫婦とは人生とは、、、
観る側も最後まで彼らと生きていく珠玉の作品である。
―奥田瑛二(俳優・映画監督)
映像の力に見事に巻き込まれました。二家族と人生を共に分かち合った気にすら成る・・・・・・・・
監督の祈りの様なものが伝わってきた!
―風吹ジュン(女優)
人生には大きな悲しみがあっても、小さな喜びが積み重なってその悲しみを癒してくれることがあるかもしれない。
そんな祈りのようなものがこの映画から感じられた。
善悪では片づけられない切実な人生に小さな喜びが訪れるラストシーンに私は涙を禁じ得なかった。
本年度、最高の感動作であることは間違いない。
―行定勲(映画監督)
何よりも主演のワン・ジンチュンとヨン・メイに拍手を送りたい。
半生を演じた彼らの表情と佇まいはまさに大陸を生き抜いた市井の人そのものだ。
大きな喪失を抱えた夫婦は過ぎる時の中をただたゆたうしかないが、これは悲劇ではない。
かかる暮らしの小さな積み重ねが強い希望を引き寄せる。生活讃歌と呼ぶにふさわしい映画だ。
―向井康介(脚本家)
大きく変貌していく中国社会で様々な想いを背負いながら生きていく
人間の強さ、友情そして愛情を感じることが出来る作品でした。
―八代亜紀(歌手)
喪失、絶望、切ない裏切り、国家の介入、次々に襲ってくる哀しみの中で、消えない人間の尊厳と友情と愛情。この映画すごい!
―鎌田實(医師・作家)
ある時代に翻弄され、一時の正義に傷つけられる。
どこまでも受け身の運命の中でも、人がよく生きようとする祈りはやまない。
―中江有里(女優・作家)
大きな蒸しパン、喧嘩した日の餛飩(ワンタン)、年越しの水餃子、昔、北京で家族と過ごした日々が思わず蘇りました。
どんな時も家族で食卓を囲むことを大切にしたいと再認識させられた映画です。
―ウー・ウェン(料理研究家)
中国の現代史というローカルな固有性と、友情や愛情をもって
その時代を生きた人々の普遍的な姿が高次で融合した傑作長編作。
穏やかな喜びに溢れたラストシーンが心を打つ。
―青野賢一(ビームス創造研究所クリエイティブディレクター、文筆家)
誰もが皆「自分の子」という亡霊から逃れられない。そのあまりに密度の濃い家族のあり方にめまいがした。
一方で、濃密な家族劇を映す静かな視線がある。
遠くからゆっくりと近づくカメラが彼らの顔を捉えたとき、言い知れぬ感動が押し寄せた。
―月永理絵(映画ライター)
旧友との再会はドキュメンタリーのようで、あまりにも美しく胸が締め付けられました。
「蛍の光」を聴くたび、きっとこの映画を思い出します。
―金須晶子(映画ナタリー編集部)
4月3日(金)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー!