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建モノがたり

  • 老人デイサービスセンター 52間の縁側(千葉県八千代市) 長さ約80メートル、幅約5メートル。木材の骨組みがむき出しの細長い空間が延々と続く。

    2023/11/21 更新


  • ヒアシンスハウス(さいたま市南区) 「僕は、窓がひとつ欲しい。……そしてその窓は大きな湖水に向いてひらいてゐる」こんな言葉を詩に書いた立原道造(1914~39)は詩人であり、東京帝国大学建築学科の卒業制作が賞を受けた建築家の卵でもあった。

    2023/11/14 更新


  • Coffee Bricks (東京都八王子市) 国道16号沿いに立つ「Coffee Bricks」は1918年に米蔵として建てられた。建てたのは店主・塚本勇喜さん(64)の曽祖父。米店を営んでいた。

    2023/11/07 更新


  • 西光寺本堂(愛知県岡崎市) 赤茶色の箱を積み上げたような、オフィスビルと見違えるような建物。お寺の境内になぜこの形?

    2023/10/31 更新


  • 旧西里小学校(熊本県小国町) 1986年、当時町長だった宮崎暢俊さん(82)が特産の「小国杉」による地域活性化「悠木の里づくり」を構想。多い時で全校児童30人足らずだった旧西里小学校もその一つ。

    2023/10/24 更新


  • 旧香川県立体育館(香川県高松市) 「船の体育館」として親しまれてきた旧香川県立体育館は、世界的建築家・丹下健三(1913~2005)の設計で1964年に完成した。同年に誕生した丹下の作品には、国の重要文化財になった国立代々木競技場(東京)がある。

    2023/10/17 更新


  • 谷村美術館(新潟県糸魚川市) 「手造りの建物としてそれを最後にしたい」。日本を代表する建築家・村野藤吾(1891~1984)はそう述べて谷村美術館の設計を受け、亡くなる前年に完成した。

    2023/10/10 更新


  • 浦河フレンド森のようちえん(北海道浦河町) 森の中に現れた宇宙船? たくさんの三角窓のある建物の構造は、子どもたちを育む「仕掛け」にもなっている。

    2023/10/03 更新


  • ナインアワーズ赤坂・スリープラボ(東京都港区) 繁華街に近い細長い土地に立つカプセルホテル「ナインアワーズ赤坂・スリープラボ」。設計した平田晃久さん(52)が最初に考えたのは、カプセルが「街に投げ出された」イメージだった。

    2023/09/26 更新


  • 合宿所 yutorie(ユトリエ) (静岡県熱海市)  草木の茂る急勾配の坂道の途中、傾斜地に「合宿所 yutorie」はある。下部がすっぽり箱形の土台に埋まり、ひさしとの間隔はわずか。地面から約1・5メートルの高さまでモルタル壁でがっちり固めて、強度を高めるためだろうか?

    2023/09/19 更新