新浜レオンさん
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
「なごみの米屋」のぴーなっつ最中 地元・千葉の名産、落花生が練り込まれたあんが詰まっていて、食べると地元で過ごした時間を思い出します。
祖父母と一緒に住んでいた小学生の時、居間によくこの羊羹(ようかん)がおいてありました。定番の小豆入りが好きです。食感がベタっとせず、しっとりしていておいしい。
小学校までフランスや米国で暮らしていたので、和菓子はあまり食べたことがありませんでした。帰国後しばらくは周りにもなじめず、同級生と距離を感じたことも。だからこそ和菓子にトライしようと思ったのです。食べてみるとおいしくてびっくり。得意な気分になりました。「僕は和菓子の趣がわかるんだ」「やっぱり日本人なんだ」って。
羊羹は甘みが凝縮されているから、少しの量をお茶と一緒に食べますよね。日本人のバランス感覚が表れています。今は米国人の友人とルームシェアをしているのですが、今度作ってみよう! 自分で作るからには誠意をこめて。とらやを超えた味ができるかも……なんてね。
◆全国のとらや79店舗で販売。
単品各252円(税込み、4月1日から260円)。問い合わせはご注文承りセンター(0120・45・4121)。オンライン注文も可。
ふるはた・にいの 俳優。
6月、初舞台となる「海辺のカフカ」(蜷川幸雄演出)で主役を演じる。